誰かいませんか? ころん 2 ページ2
?「これからお2人には、あるミッションをクリアしてもらいます。そのミッションをクリアしない限り、この部屋からは出られません。」
ミッション、、、クリア、、、出れない、、、
これは、閉じ込められますたな☆
…いやいやそんなことしてる場合じゃなかったわ←
色々聞きたいことがあr……
?「それでは頑張ってくださいね〜」
こ「( °д°)え、ちょ、ま、、、」
『は?ま、待って!』
急いで叫んだものの、音声はプツリと音をたてて消えてしまった。
さて、どうしようかな…
『どうしよっか。。。』
こ「とりま、そのミッションとやらをクリアしないと脱出できないんでしょ?」
困ったもんだね、と呟くころんくん。
閉じ込められたみたいだし、簡単に脱出できなそうだし、もうどうすれば…
…あれ?閉じ込められた…脱出…
なんか前にも………
『うあっ?!』
いきなり頭に走った激痛。
痛みに耐えきれなくて、フラッとよろめく。
こ「おわぁっ?!」
倒れこみそうになった私を、すかさずころんくんが支えてくれた。
こ「危ねっ、、、」
『あっ、ご、ごめん、』
急いで体を起こす。
あの痛みはなんなんだろう。思い出そうとしたらいきなり……
まだ頭痛いけど、思い出してみる。
えっと。。。前もこんなことあったよね……
るぅとくんと…………迷路…?
なぜだろう。断片的な記憶しかない。
いや、記憶“しか”ないんじゃなくて、
記憶“が”ないのか……?
分からない………
ずっと考え込んでいると、沈黙を押し破るようにころんくんが口を開く。
こ「おいA、無理すんなよ?そんな頑張んなくていいから。」
『う、ん。ありがとう。』
彼なりの気遣いだろうか。言葉は少しきついが心配してくれている。
優しいとこあんじゃん。
そんなことを考えていると、ふいに意識が朦朧としてきた。
こ「だって……」
ころんくんが何か言っているが、私には聞けるほどの余裕はない。
私は静かに目を閉じた。
__
NOside.
こ「だって僕はAのこと……」
言いかけたところで彼の意識はなくなった。
その小さな呟きは、沈黙に溶け混んでいった。
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かふぇおれ@充電中(プロフ) - ほのかさん» そうなんですね!ホーンテッドマンションいいですよね! お話読んでくださりありがとうございます! (2019年11月13日 0時) (レス) id: e773914edd (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - 私もホーンデットマンション乗ってきましたー!前行った時はハロウィンバージョンでしたけどw (2019年11月12日 22時) (レス) id: 6e65e39ef5 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇおれ@充電中(プロフ) - なつみさん» ありがとうございますううううう!見つけていただき感謝です!頑張ります! (2019年6月2日 21時) (レス) id: e773914edd (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - あった!良かったです。ころちゃんとの物語だァ!楽しみヾ(*´∀`*)ノ更新頑張ってください! (2019年6月2日 20時) (レス) id: d37bac9867 (このIDを非表示/違反報告)
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