閉じ込められました。誰かいませんか？【す+と+ぷ+り】

第４章　誰かいませんか？　ころん ページ1

体の横に感じる違和感で目を覚ます。



1番最初に視界に入ったのは、白い天井。



ここはどこだろう。明らかに自分の部屋ではない。



重たい体を起こして見たもの



それは、さっきの違和感の正体。

すぐ隣、私にぴったりくっついてすやすやと眠っている同じクラスの…



八木論ｰ通称ころん。



何が起きてるのか分かんないけど、、
とりあえずころんくん起こすか。



『ねぇ〜ころんくん〜、起きて〜』

こ「…」


『…おいヤギ起きろ』

こ「あ？なんだと?!」



いきなりガバッと飛び起きるころんくん。

ほんとにやめて、、心臓に悪い。。。



『おはようころんくん。起きられるんなら最初からそうしてくれると助かる。』

こ「おはよ……え？A？なんでいるの?!あれ、僕部屋で寝てたんじゃ?!」

私の気持ちを全部言ってくれたね。
ありがとう(?!)



『ここはどこなんでしょうね〜。私も起きたらここにいてぇ〜、何があったか全く分かりませぇ〜んw』

こ「…ほんとですね〜w僕も今起きたんで全然状況が掴めないです〜www」



茶番をしてる場合ではない気がするけど…まあいいや←

のんびりしてたら、いつか真相が分かるんだよ。

え？根拠？


……んなもん無いよ。勘だよ勘←



『ころんくん、待ってれば真相は分かるよ。だからのんびり雑談でもしてよっか。』

こ「うん…？待とうか………？」



それから10分ほど話しただろうか。

それぞれ好きな音楽について語ったり、担任の禿げ具合について議論したり…w

とにかくしょうもないことを話していた。



そして少し会話が途切れたとき、その瞬間はやってきた。



？「おはようございます。この部屋について説明します。」



ほらね、私の言った通り。

待ってれば真相は分かるんだよ。笑

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