第九百三十二訓 ページ33
顔面クレーターになってアホ面で倒れ込んでいる喜々。
その様子を見てはぁ、とため息をついていると、「大事は無いか」と言って不意に桂君に顔を覗き込まれた。
『……ど、うしたの桂くん、？』
桂「……いや、お前があの男に好き勝手言われていたからな。だがその様子だと問題無かった様で安心した」
『！……ありがと、』
………どうやら心配してくれていたらしい。わざわざ声をかけてくれるなんて……なんだか照れくさいなぁ、なんて。
でもこうして話していると、自分にも心配してくれる人が居る、気にかけてくれる人がいる……って自覚出来て何だか嬉しい。嫌いじゃない。
桂「胸を張っていいぞ、Aは一番綺麗だ」
『！？ぅあ、あっそぉ……』
桂「あぁ。その魂の美しさは俺が保証しよう、先程の言葉は何も気にしなくていい」
『〜〜っっ、わ、分かったって！煩いぞヅラ！！』
桂「ヅラじゃない桂だ！！！」
………こういう口説いてくる所は余計だけどね！！！
こんな状況なのに照れるから辞めて欲しい。いや相手は桂君だしほぼほぼ無自覚でしょーけど！！
(だとしても急に言われると困るし……気遣ってくれるのは嬉しいですけどねありがとう、でも辞めて！！)
そう悶々としながら思考回路と格闘していれば、不意に視界の隅でふぅ、とため息を着く万斉くんが見えた。
どうやら喜々を殴り今の江戸と対峙した事で……色々自分の中で気持ちの整理が着いたらしい。一呼吸おいてから口を開いた、かと思えば。
万斉「……他に道は無い…か。ならば、貴様らに話しておかねばならない事がある」
辰馬さん達を信頼して出た言葉か、同期である銀時君達を信頼して出た言葉か。それとも高杉を信じて出した結論か……。
万斉「不測の事態が起きた時集おうと約束した秘密の場所にござる……晋助がもし無事ならば、居るとしたら恐らくそこでござる」
『！秘密の場所……？じゃあ今、私達はそこに向かっているの？』
万斉「……あぁ。人も天人もあまり寄り付かぬ場所であり、星そのものが廃墟と化している…宇宙からは"捨てられた星"と揶揄されているでござる」
その星の名は＿＿＿＿＿＿
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実珠(プロフ) - ちゃむさん» ありがとうございます〜〜！！！！早く高杉出したいです笑笑笑 ちまちまとではありますが頑張ります！！楽しみにしていてくれると嬉しいです！！！💕 (1月24日 19時) (
レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ(プロフ) - 今回もスッゴく良かったﾃﾞｽｰｰｰｰ!! 毎回毎回、楽しみにｼﾃﾏｽﾈｰｰ！更新、無理しないで頑張ってください！ (1月24日 2時) (レス) @page37 id: b122cb1e07 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - 蘆花さん» 最高だなんて！！！見てくださっている蘆花様も最高ですううう〜！！✨長い間更新停止していて申し訳ない、、、また手に取って下さってこちらこそ有難う御座います嬉しいです✨️💕 ちまちまとではありますが更新頑張ります！！！笑 (1月20日 22時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - うそ！！知らぬ間に大量更新！？最高です！！あぁー！！めちゃさいこうです！！とにかく最高です！これからも待ってます！！！！！ (1月20日 18時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ(プロフ) - ワーーー！！！ ありがとう御座います！！ (1月11日 22時) (レス) id: b122cb1e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実珠
| 作成日時：2023年12月21日 19時
