第九百二十二訓 ページ23
そのまま少し信女ちゃんと話し込んでいれば、後ろから此方に近付くどたどたどたっ、!!と激しい三つの足音。
新八「!Aさん!!信女さんと一緒に居たんですね、丁度良かった……!」
『……っえ、揃いも揃ってどうしたんだい…??』
信女「…騒がしいわね」
そちらを振り向けば……息を荒くした銀時君と新八君、そして定春が居た。
神楽ちゃんだけ居ないが…万事屋の面々で一体どうしたのだろうか。というかそもそも何故神楽ちゃんだけ居ないの?
新八「っ神楽ちゃんが……神楽ちゃんが一人で星海坊主さん達を追い掛けていっちゃったんです、!!」
『!?っえ、』
____追いかけて、いった??どういう事?
だって今星海坊主は宇宙のどこか……分かるのは敵なのか味方なのか曖昧な立場にいるという事だけ。彼を追うアテでもあるのだろうか?
神威と神楽ちゃんと星海坊主……彼等親子に何があったのかなんて私には分からない。でも一人は流石に危険だ。
『だからここに居ないの……?彼女は今どこに、』
銀時「____恐らく鬼兵隊の船だろーよ。チンピラ兄貴とハゲ親父にかかる橋っつったらそれくらいだろうさ」
『っわ、』
急な事に困惑していれば、突然銀時君にがしっ!!と肩を組まれる。いやめっちゃセクハラなんですけど。
銀時「休暇届出されて出ていかれちまってね、万事屋は暫く休業だ。つーわけでバイトのお前も解雇。とりあえず万事屋社長夫人として身を置け」
『とりあえず根本から全て間違ってるね』
彼の腕を引き剥がそうと力を込めたが、接着剤でも着いているかの様に全然ビクともしないので諦めてため息を着く。
(………けど、鬼兵隊か。確かにな)
彼等は神威との繋がりがあり、なおかつ高杉を救い出そうと動いている。そして天導衆は私達や高杉を含めた残党を潰そうと動いている。
……故に鬼兵隊に着いていけば、自ずと天導衆や春雨とぶつかり…更に神威や星海坊主と会う事も必定となる。
(考えたなあ神楽ちゃん……けど一人でってのは頂けないね。明らかに危険だし、何より私達に一言も無いなんて)
『……ふぅ。でも成程ね、理解したよ。君達がここに来たのは、鬼兵隊の元への案内人として信女ちゃんを頼りたかった訳だ』
銀時「ま、そーゆー事だ。流石A先生だな、銀さん惚れちゃう」
『茶化さないでもらっていい?』
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実珠(プロフ) - ちゃむさん» ありがとうございます〜〜!!!!早く高杉出したいです笑笑笑 ちまちまとではありますが頑張ります!!楽しみにしていてくれると嬉しいです!!!💕 (1月24日 19時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ(プロフ) - 今回もスッゴく良かったデスーーーー!! 毎回毎回、楽しみにシテマスネーー!更新、無理しないで頑張ってください! (1月24日 2時) (レス) @page37 id: b122cb1e07 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - 蘆花さん» 最高だなんて!!!見てくださっている蘆花様も最高ですううう〜!!✨長い間更新停止していて申し訳ない、、、また手に取って下さってこちらこそ有難う御座います嬉しいです✨️💕 ちまちまとではありますが更新頑張ります!!!笑 (1月20日 22時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - うそ!!知らぬ間に大量更新!?最高です!!あぁー!!めちゃさいこうです!!とにかく最高です!これからも待ってます!!!!! (1月20日 18時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむ(プロフ) - ワーーー!!! ありがとう御座います!! (1月11日 22時) (レス) id: b122cb1e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2023年12月21日 19時