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過去(ため息) ページ7

若武目線

若「ハァー。」
何度もため息がでる俺。
多分、今で29回目だ。
若「何なんだよ。あいつ。」
あいつ=立花でもあるし、あいつ=立花に告ってた奴。
立花…。
本当にあいつと付き合うのか?
本当にあいつの事好きなのか?
若「ハァー。」
30回目のため息がでる。
あの、立花が言った
彩「何言ってんの?私だって恋するよ。それに、今から清水くんの告白をお、OKしようとしてたんだから。」の後。
すっげーイラつく事がおきた。
それは…

若「アーヤ…?」
…何で、何で?
そんなに顔、真っ赤にしてるの。
あいつの事、好きだから?
嘘だろ…。
彩「あっ…!」
顔が真っ赤なまま慌てるアーヤ。
そんなアーヤをあいつは…。
ギュッと抱きしめた。
俺が目の前にいるのに。
彩「えっ…?清水くん…?」
またまた慌てるアーヤ。
清「俺、嬉しいな。立花さんにOKされて。」
彩「あっ。えっと。」
ブチっと何かが切れた。
俺の…何かが。
若「あのさぁ。いちゃつくんだったら他の場所ですれば?わざわざ俺の前でしなくても。俺が勝手に来たのも悪いけどさ。もう2人は付き合ってんだから2人っきりになればいいんじゃないの?」
俺は皮肉たっぷりに言ってやった。
そんな俺をあいつはチラリと見てから立花を連れて歩いていった。
立花がこっちを見ていたのは気付いていたけど気づかないふりをした俺だった。


若「ハァー。」
また、ため息。
31回目。
あの時、
俺たちがいるからとか、立花に恋は分かんないとか言ったのは口実。
本当は、本当は。


若「ヤキモチ焼いてたのかもな。俺。」
こんな俺、カッコよくねぇや。
若「ハァー。」
32回目のため息がでた。
何度も、ため息をついた今日。
そんな俺とは正反対に空は輝いていた。

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加奈 - 黒木君もそこそこイケてるよね? (2020年1月20日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
みちゃ - この状況想像したらめっちゃキュンキュンしました (2017年6月3日 17時) (レス) id: fd0cbb8850 (このIDを非表示/違反報告)
Yuwa☆(プロフ) - アーヤさん» こちらこそ、リクエストありがとうございました!! (2016年1月11日 0時) (レス) id: e5ea87c0cf (このIDを非表示/違反報告)
アーヤ(プロフ) - Yuwa☆さん» いぇいぇ、本当にありがとうございました((((*゜▽゜*))))嬉しいです(笑)清水くん、めちゃかっこいいぃですね★☆(*´з`*)☆★ (2016年1月9日 18時) (レス) id: 10585a8259 (このIDを非表示/違反報告)
Yuwa☆(プロフ) - アーヤさん、この小説の漫画リクが消化出来たのでご報告いたします。遅くなってごめんなさい!!m(__)m (2016年1月9日 1時) (レス) id: e5ea87c0cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アーヤ | 作成日時:2015年4月2日 0時

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