26ROUND ページ27
赤葦match
木「赤葦!成が口聞いてくれない!!」
Aさん、怒ってるな。
木兎さんがよく遮ってるから。
水分補給中、ペナルティから帰って来た
烏野の人を見る。
菅原さんと、もう一人のマネージャーさんが
話している。
Aさんは菅原さんを見ている。
そして、俺はAさんを見ている。
木「赤葦まで俺の口聞いてくれないのか!?」
赤「口聞いてます。」
木「赤葦ー。」
赤「…。」
めんどくさい。
木「聞いてねぇじゃないか!!」
Aさんが、菅原さん好きなのは
予想がつく。
(完全に木兎さんはスルー。)
…
約2週間前。
赤「烏野高校?」
合宿に烏野高校が来るらしい。
という噂が流れてきた。
そして、合宿が始まる。
木「なぁなぁなぁ!烏野のマネージャー見たか!?」
赤「はい。」
木「美人!!」
木兎さんだけじゃない、周りの人皆が
騒いでいる。
1日目の練習が終わったあと他の人は
マネージャーの方へ歩み寄っていく。
俺は用具室へ。
赤「…?」
誰かいる。
あ「わっ!?」
赤「!…すみません。」
その人は用具の整理をしていた。
ちっちゃ。
第一印象は"小さい"だった。
普段身長高い人と一緒にいたから尚更。
あ「あ、なんか取る?」
赤「いや、他の人まだ時間かかりそうだったんで。」
ある程度の道具は、明日もあるから出しっぱだけど、ボールの点検などは今日のうちにする。
…だから、やっておこうと思ったけど。
あ「よし。終わりー。」
赤「仕事早いですね。」
そういうと、その人は
"潔子が囲まれるって分かってたから。やることたくさんあるし。…一人だと時間かかるからね!"
と、笑顔で言った。
赤「…。」
そして、2日目。
昨日の人はいつも笑顔で一生懸命。
だけど、笑顔じゃないときもあった。
菅「清水ー。」
清「…?」
あ「!…。」
あぁ、あの人は烏野の2番の人のこと…。
…
木葉「木兎がしょぼくれる。」
赤「!」
気が付くと、木兎さんのテンションが
さっきより低い。
木「赤葦?」
赤「何ですか?」
木「!やっと返事してくれた。」
チラッ
もう一度烏野の方を見る。
赤「!…。」
菅原さんと目が合った…?
慌てて目をそらす。
赤「…。」
目をそらした先にはAさんの姿。
今朝、Aさんの袖のホコリを取ったあと
思ったけど、やっぱり様子がおかしい。
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ドッペルゲンガー - やった。両方見れるなんて最高。両方見たいってコメした人ナイスw (2016年4月4日 7時) (レス) id: 4d0856fca1 (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます(^O^) (2016年4月4日 6時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 私も、スガさん落ちがいいなと思ってます!とても面白い作品でしね(’-’*)♪ (2016年4月4日 1時) (レス) id: 781ad7f50a (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - うたさん» こちらこそありがとうございます!!! (2016年4月4日 0時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - 真弓さん» 両方読んでくださるなんて(;-;)ありがとうございます!! (2016年4月4日 0時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仁菜 | 作成日時:2016年3月17日 23時