11ROUND ページ12
クロ、ナイスタイミング。
心臓がもたないとこだった。
今、初めてタイミング良いなって思ったよ。
クロと木兎はタイミング悪いことばっか
してくれるからね。
あ「…」
黒「…。いつも思うけど、成ちゃんってたまに俺らのこと睨むよな。」
あ「だって…」
木「え！赤葦と黒尾、成に嫌われてんの！？」
あ・黒「お前だよ！」
本当に木兎のプラス思考羨ましすぎる。
木「え？」
木兎落ち込んで、座り込んでる…。
あ「別に嫌ってなんかないけどさ。」
ただの八つ当たりです。
赤「それで、何で俺ら呼ばれたんですか？」
木「赤葦！よく聞いてくれた！！」
木兎は勢いよく立つ。
え、立ち直るの早っ。
木「それは…」
黒「じゃーん。」
クロが机にトランプを出す。
木「おい！黒尾！それ俺がやりたかったの！！」
黒「合宿と言えばトランプでしょ。」
木「おい。無視するな。」
赤「え、その為だけに俺とAさん呼ばれたんですか？」
全くもって赤葦くんに同感。
私の青春返せ！！
木「"その為だけ"とは。赤葦！罰としてツッキー呼んでこい！」
黒「夜久も連れてこい。たぶん、リエーフとかも来るから。」
木「人は多い方がいいな！」
赤「はぁ。」
"この主将たちは…"って顔だな。
赤葦くんは再びドアの方へと歩く。
木「ちょっと待て！」
赤「？」
木兎が急に真顔になる。
木「さっき言ってた"Aさん"って誰だ？」
あ「…。」
黒「おぉ、確かに。」
あ「…私ですけど。」
木・黒「！？」
一発殴ってやろうか。
いや、冷静にここは心広く。
木「Aって言うのか！？…A。…いや、しっくりこないな。」
黒「A。しっくりこないな、やっぱ成ちゃんで。」
人の大事な名前"しっくりこない"とは。
あ「やっぱり、殴ってやろうか。…。」
って、思ったのはいいけど、二人大きすぎて
腕届かないし。
仕方なく腹に一発。
木「痛ーーーッ！」
黒「…」
クロは余裕の笑み。
ムカつく。
赤「まぁ、人呼んできますね。」
ガラガラガラ…
赤葦くん、この二人の相手よく出来るな。
しかも、年下なのに。
…………………………………………
読んでくださってありがとうございます(^O^)
気がついたらたくさんの人に読んでもらえてて
感激です(;-;)
コメ 評価もありがとうございます！！
これからもよろしくお願いします！！
仁菜
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ドッペルゲンガー - やった。両方見れるなんて最高。両方見たいってコメした人ナイスw (2016年4月4日 7時) (
レス) id: 4d0856fca1 (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます(^O^) (2016年4月4日 6時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 私も、スガさん落ちがいいなと思ってます！とても面白い作品でしね(’-’*)♪ (2016年4月4日 1時) (レス) id: 781ad7f50a (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - うたさん» こちらこそありがとうございます！！！ (2016年4月4日 0時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - 真弓さん» 両方読んでくださるなんて(;-;)ありがとうございます！！ (2016年4月4日 0時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁菜 | 作成日時：2016年3月17日 23時
