第百六話 ページ10
あ「…」
私生きてる……?
私は卯ノ花隊長の治療を受けている。
だめ、私が生きていたら…
あ「卯ノ花隊長……!……離れてください!」
卯「大丈夫です。今は抑えてますから。」
あ「…!」
そんなことできるんだ…
そう言われれば頭痛はあまりしない。
卯「…しかし、もってあと30分しか抑えられません。」
タイムリミットはあと30分。
…何かがおかしい。
私はお母さんの話と記憶を辿っていた。
…
お父さんは本当にただ傷を負わされただけ?
そんなはずはない…。
攻撃も何回も当たっているはず。
だけど、傷がついていない…。
…
もしかして。
あ「あの人はただ斬っただけじゃ殺せない…?」
卯「……えぇ、おそらく。心臓を刺すのと同時に分家の力を抜く必要があるかと。」
あ「…!」
私の戦いはまだ終わっていない。
再び冬獅郎の元へ…。
卯「まだいけません!傷口が…!」
冬獅郎の氷の世界威力は物凄かった。
あ「…ッ」
痛い……。
だけど、こんな痛みちっとも痛くなんかない!
卯「……それともう一つ、」
あ「……?」
卯「力を抜くと言うことは……」
あ「……。」
たった今私も同じことを考えていたからわかる。
力を抜くと。
だけど、今は関係ない。
あ「そのときは…………お願いします。」
卯「待ってください……!!」
私は体の痛みを堪え、
冬獅郎の元へ向かう。
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温希 - あ〜いい物語だったなぁ (2017年12月27日 18時) (レス) id: a0ddb5db9e (このIDを非表示/違反報告)
颯乃 - 初めまして!颯乃です!読ませてもらいました!すっごく面白いですーーー!!!何で、そんなにお上手何ですか?本当っに面白かったでーす!これからも、ガンバって下さい!!!応援してます!!! (2015年10月22日 0時) (レス) id: b5e368e820 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 稜仔さん» 今から貼ります! (2015年1月13日 0時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
稜仔(プロフ) - この作品の1のURLを貼っていただけますか? (2015年1月12日 21時) (レス) id: 86fc2183cb (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 氷輪丸さん» ありがとうございました(;-;) (2014年12月23日 22時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2014年12月5日 22時