第百五話 ページ9
日「…」
ダメだ当たらねぇ。
意識が朦朧としてくる。
?「もう終わりですか??」
日「…」
俺は終わるのか…?
"とう………し…ろう"
Aの声が頭によぎる。
俺は…
Aの笑顔をもう一度見たい。
Aの近くにいるために
俺はあいつを倒さなければならない。
今はAとの一つ一つの思い出が
俺を支えてくれる。
まだここで終わりではない。
これから新しい思い出をつくるんだ。
Aの過去の辛い思い出を消すぐらい。
日「…まだだ。」
?「…」
日「まだ終わってねぇ!!」
グサッ
?「…!?」
俺の刀はあいつの心臓に刺さる。
…………………………………………………………
Asideーーーー
辺りが氷で覆われている。
ここは…?
気を少しでも抜くと心臓が凍りそうだ。
日「A。」
あ「とう………し…ろう」
冬獅郎は氷の壁の向こうにいる。
日「…」
あ「冬獅郎!」
私は冬獅郎に駆け寄る。
ドンッ
氷の壁をいくら叩いても壁は崩れない。
どうしたら向こうに行けるの……?
"護りたいもの"
……そうか
私は冬獅郎を護りたい。
ただそれだけなんだ。
あ「……!!」
氷の世界に花が咲いていく。
次第に花は広がる。
あ「!冬獅郎?」
花が増えるにつれて目の前の冬獅郎の姿は見えなくなる。
…………
卯「目覚めましたか?」
あ「……!」
私はさっき冬獅郎と戦っていた場所で
目を覚ました。
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温希 - あ〜いい物語だったなぁ (2017年12月27日 18時) (レス) id: a0ddb5db9e (このIDを非表示/違反報告)
颯乃 - 初めまして!颯乃です!読ませてもらいました!すっごく面白いですーーー!!!何で、そんなにお上手何ですか?本当っに面白かったでーす!これからも、ガンバって下さい!!!応援してます!!! (2015年10月22日 0時) (レス) id: b5e368e820 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 稜仔さん» 今から貼ります! (2015年1月13日 0時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
稜仔(プロフ) - この作品の1のURLを貼っていただけますか? (2015年1月12日 21時) (レス) id: 86fc2183cb (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 氷輪丸さん» ありがとうございました(;-;) (2014年12月23日 22時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2014年12月5日 22時