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第百十八話 ページ22

あ「…」


卯「!?」


ここは、病院……?


日「A…………?」


あ「……!」



冬獅郎…

涙が自然と流れる


卯「どうして…?」


あ「…」


卯ノ花隊長の話によると私はかなり弱っていて目を覚ますことは無いと思われていたようだった。


そして今は気を失ってから1週間が経っていた


松「Aー!!」


あ「乱菊さん…」


乱菊さんは私に抱きつく


体、痛い…


日「おい、松本。Aは怪我してんだ。」


松「あ、そっか…、目覚ましてくれてよかった…。」


卯ノ花隊長が私の体の治療をしてくれる


松「早く回復して一護と織姫にも会いに行かないとね♪」


あ「一護たちは無事だったんですか?」


日「あぁ」


卯「終わりました、異常ありません。…しかしどうして…」


あ「…」


私は"境目"での出来事を話した


松「そんなことが…」


日「その伝記のことだが…」


あの後、京楽隊長たちは伝記を見つけ調べたらしい

私のお母さん花影水仙は百人目の跡取りだった

百人目ということだけあって特別力は強い
その上、命に対しても力を使うことができる

ということは、命を奪うこともできるのかもしれない


最後にお母さんが奪う力を残さなかったのはこのため…?

百人…
想像できる人数では無いけれどこの先も
花影の血は継がれていく。


また力が強い跡継ぎが生まれる、
だけど、これから継がれていく力は"増幅の力"


きっとしっかり継がれていくのだろう


卯「それでは、失礼します。何かあったら言ってください」


卯ノ花隊長は部屋を出た


松「え、もう行かれるのですか?」


卯「ふふふ…」


廊下から卯ノ花隊長の笑い声が聞こえた


松「?……あ、私も用事が…」


あ「え…?」


そして乱菊さんも出ていってしまった。


日「あいつら…」


あ「…!」


まさか2人にさせるために!?


日「…」


沈黙が気まずい…


2人だけになるのは久しぶりだな…
私が連れ去られたあの日以来。


日「これから様子見に来てやるよ。」


あ「大丈夫です…」


日「"殺して"なんて、殺せるわけないだろ」


あ「!」


やっぱり怒ってるのかな…


日「これからは何があっても護るから。絶対に」


今そんなこと言われたら

せっかく涙止まってたのに…


あ「…」


日「とりあえず、早く回復しろ。墓参り行くだろ?」


あ「!…はい」


お父さんとお母さんのお墓…


もう少しでまたお父さんとお母さんに会える

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温希 - あ〜いい物語だったなぁ (2017年12月27日 18時) (レス) id: a0ddb5db9e (このIDを非表示/違反報告)
颯乃 - 初めまして!颯乃です!読ませてもらいました!すっごく面白いですーーー!!!何で、そんなにお上手何ですか?本当っに面白かったでーす!これからも、ガンバって下さい!!!応援してます!!! (2015年10月22日 0時) (レス) id: b5e368e820 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 稜仔さん» 今から貼ります! (2015年1月13日 0時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
稜仔(プロフ) - この作品の1のURLを貼っていただけますか? (2015年1月12日 21時) (レス) id: 86fc2183cb (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 氷輪丸さん» ありがとうございました(;-;) (2014年12月23日 22時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪華 | 作成日時:2014年12月5日 22時

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