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第百十七話 ページ21

ここはどこ…?


辺り一面真っ白なところ


私は死んだんだよね。


冬獅郎ごめんなさい…


最後まで迷惑かけて。


殺してって言われて困ったよね


だけど、もう後悔はない





水「A」



あ「……お母さん?」



晴「A!」


逢「A」



あ「晴!……逢揆?」


そうか、みんな迎えに来てくれたんだ…



逢「Aすまなかった…あの時俺は…」


あ「…」


もう思い出したくない
逢揆は悪くない、私が……


晴「もう!終わった話なんだから終わり!」


水「晴は元気がいいのね」


私達は顔を見合わせて笑う


私はこれからこんな楽しい日々をおくれるんだ



水「ここは死と生の境目。Aちょっとこっちに来て?」


あ「?」


お母さんの方へ行くとお母さんは私の手を握る


あ「お母さん?」


水「もうこの力はいらないわね」


あ「へ?……!」


急に体の力が抜けていく


水「"奪う力"は。だけど"増幅の力"は使えるときがあるんじゃない?」


何を言ってるの……?


あ「お母さん、まだ力使えるの?…私はもう力を使うときはもうないよ?」


聞きたいことがたくさんある


水「あなたはまだこれからがある。」


あ「お母さん?」


水「力については伝記に書いてある通りよ、もう時間がないわ。」


再びお母さんは私の手を握る


晴「A元気でね!」
逢「またいつか会おうぜ」


逢揆と晴は半透明になり消えていく


あ「逢揆!晴!」


二人は笑顔で消えてしまった。


水「二人は死の世界に。次は私ね」


あ「?」


水「これは私しかできない力、」


あ「!」


あれ、私の体が半透明になっていく。


私も死の世界に行くのか。


お母さんも半透明になっていく



あ「お母さんにこれからも会えるんだね」


水「……ここでお別れよ」


あ「?…だってお母さんも私も半透明に…」


お母さんは微笑む


水「私が行くのは死の世界、Aが行くのは生の世界。」


あ「え?」


水「私には命を増幅できる。私の命と引き換えに」


あ「…お母さんは!?」


水「私はもう生の世界に行っても体がもたない、境目にいるだけでもう精一杯なのよ。」


あ「…」


そんなことって…


私もお母さんも体がもう消える



水「あなたにはたくさん仲間がいる、仲間を信じなさい。…………」


あ「……お母さん…………」

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温希 - あ〜いい物語だったなぁ (2017年12月27日 18時) (レス) id: a0ddb5db9e (このIDを非表示/違反報告)
颯乃 - 初めまして!颯乃です!読ませてもらいました!すっごく面白いですーーー!!!何で、そんなにお上手何ですか?本当っに面白かったでーす!これからも、ガンバって下さい!!!応援してます!!! (2015年10月22日 0時) (レス) id: b5e368e820 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 稜仔さん» 今から貼ります! (2015年1月13日 0時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)
稜仔(プロフ) - この作品の1のURLを貼っていただけますか? (2015年1月12日 21時) (レス) id: 86fc2183cb (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 氷輪丸さん» ありがとうございました(;-;) (2014年12月23日 22時) (レス) id: b588c2d782 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪華 | 作成日時:2014年12月5日 22時

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