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8* ページ10

ここ何日もリョーマ君の顔が忘れられない。


私は本当にこれでいいの?


テニスの楽しかった思い出がよみがえる。



リョーマ君との試合の続きがしたい。


私はやっぱりテニスがしたい。


あ「お父さん…」


父「何だ?」


お父さんの顔はいつも以上にきつく見える。


ビクッ

だめだ。これだけでひるんでちゃ。



あ「お、お父さん!私、テニス部のマネージャーがしたい!…マネージャーだし良いで…」


バシンッッ


鈍い音が部屋に響く。


あ「…!?」


そして、私の頬には痛みが走る。


父「お前はわからないのか!!」


あ「…」


あぁ。ダメなんだ。


私はもうテニスに関わることもできない。





私は無意識に家を飛び出し走る。


分かってたけど…辛いな……





もう帰らないとな。


夜の10時。



中1の私の小さな家出はすぐに終わる。



自分の弱さを改めて感じさせられる。

どんだけ家が嫌だと思っても

まだ幼い私はお父さんに従うしかできない。


リョーマ君と出会わなかったら、
違ってたのかな…


こんなにテニスがしたいと思わなかったのかな…



…わかんない


だけど、


きっとそうなんだと思う

9*→←7*



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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。それと変える→帰るです。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪華 | 作成日時:2014年11月3日 1時

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