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7* ページ9

竜崎先生怒ってるかな…



私は走り続ける。



グイッ



あ「へ?」



誰かに腕を掴まれる。



越「何逃げてんの?」



あ「…!リョーマ君。…いや、別に…」



越「マネージャー、やらないの?」



あ「う、うん。」



お願いだからほっといて。



あ「じゃ、じゃあね!……腕離して?」



越「やだ。」



あ「へ?」



越「テニス嫌いになってないんでしょ?」



あ「…」



越「試合の続き。したいんだけど。」



私だってしたい。


越「…」


リョーマ君の目、まっすぐ見られない。



あ「もう、いいでしょ?…この前はテニス好きっていったけど、本当は嫌いなの。」


リョーマ君の手の力がゆるむ。


あ「…」


私は再び走り続ける。



あんなこと言うつもりなかったのに。



リョーマ君、ごめん…



めったに表情を崩さないリョーマ君の
あの驚いた顔。



あ「…」


私はそのまま人目のつかない廊下で
一人泣いた。

8*→←6*



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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。それと変える→帰るです。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪華 | 作成日時:2014年11月3日 1時

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