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桜「Aありがとう!無事に提出できたよ!」
あ「よかったね!」
桜「それじゃあ帰ろっか!」
あ「あっ、教室に忘れ物した!」
桜「ついていくよ?」
あ「ううん、大丈夫!ありがとう!」
桜「そぉ?じゃあまた明日ね!」
あ(あー、こんなときに忘れ物するなんて、せっかく桜乃ともっと仲良くなれたかもなのに…)
私は急いで階段をのぼった。
あ(よし。さ、帰ろっ)
そして、のぼったときよりも速く階段をおりる。
…
ドンッ
あ「わっ…」
勢いよく誰かにぶつかる。
あ「すみませんっっ!」
?「おやおや気を付けるんだよ?」
顔を見上げると先生だった。
?「?ってあんた…」
あ「へ?」
あ(この先生何歳ぐらいだろう…。)
先生は茶髪の髪を一つにまとめている。
?「テニス部に入るのかい?」
あ「え、何で…」
?「あぁ。この前あんたラケットにピンポイントでボール当てただろ?」
あ「あ、あのときの!……あ、でももうテニスはしないんです。」
?「そうなのかい?」
あ「はい……」
先生は私の顔を不思議そうに見る。
あ「あ、ではさようなら。」
ガシッ
あ「へ?」
?「ん?」
先生はニコニコして私の腕を掴む。
あ「あのー…」
?「よく事情はわからないけど、それなら男子テニス部のマネージャーをするのはどうだい?」
あ「マネージャー!?いや、そんな仕事出来ないですし!無理です!」
先生は相変わらずニコニコしている。
何か企んでいるような。
?「まぁ今日は見学だけでも。」
そう言ってズルズルと私は引きずられる。
あ(え、ちょっとウソでしょ!?……)
引っ張っている先生は竜崎先生という先生らしい。男子テニス部の顧問だ。
結局逃げられず、私は男子テニス部のコートに戻るはめとなった。
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。それと変える→帰るです。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2014年11月3日 1時