青い空に向かって【テニプリ】 (ページ39)

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父「私はずっとテニスをしていて、テニスが大好きだった。」

お父さんにそんな時代があったんだ

父「ものすごく大事な試合があってな、優勝は確実だと言われていた。しかし、試合の全日肘を怪我した」

あ「！」

父「それからはな、テニスをすることは不可能になった。悔しかったな。テニスが大好きだったからこそ。…テニスはすばらしいスポーツだ、お前にテニスを教えたかった。だけど、お前が大きくなるにつれてお前も私と同じ思いをするのではないかと心配になった。」

あ「…」

何もかもが初めて聞く話だ

父「本当にすまなかったな。私がどんなにテニスを禁止しても、テニスをしたがるAを見て内心嬉しい気持ちもあった。だけど、今日確信した。テニスをすることがAの幸せだとな」

あ「…！」

涙が頬を伝う

お父さん…

あ「お父さんは、テニスをして後悔しなかった？」

父「あぁ。してないな。少し違う話になるが、お母さんと出会ったのは高校生の時って話はしたことあるよな？」

あ「…うん？」

父「それはその肘の怪我の時だ」

あ「！」

父は少し恥ずかしそうに笑う

竜「とりあえずこれはお返しします。」

竜崎先生は父に退部届けを返す

父「マネージャーでいいのか？」

あ「うん。…私お父さんの話聞けて良かった。私は勉強も大事にしたいから、マネージャーをする」

父「そうか…」

私は色んな人に支えられていた

竜「ちなみに、今回のシナリオは越前作だからな」

あ「え？そうなの？」

越「だって、目の上痛かったから、先輩には責任とってもらわないとね。先輩」

荒「…！」

リョーマ君は楽しそうだ
絶対面白がってる…