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時は経ち定期考査の1日前
帰り道
加「月島さん!」
後ろを振り向くとカチロー君が走ってきていた
あ「カチロー君、どうしたの?」
加「あ、えっと、一緒帰ってもいいかな?」
あ「うん、いいよ!」
カチロー君とは私が部活を辞めてあまり話していない
カチロー君は隣で息をきらしている
あ「今日部活は?」
加「…テスト前だから!」
あ「そうなんだ!」
沈黙。
こういうとき話すことないな…
加「つ、月島さんはさ、いつもこの道で帰ってるの?」
あ「そうだよ!」
加「…月島さんのお父さんもこの道?」
あ「え?…うん?」
いきなりお父さんのこと聞かれたからびっくり
加「何時ぐらい?」
あ「…?何でそんなこと聞くの?」
加「あ!えっと…ごめん、びっくりするよね…。僕のお父さんはテニスクラブのコーチしてて、
月島さんのお父さんはどんな人かなって思っただけ!」
あ「そういうことだったんだね!お父さんは19時ぐらいにここら辺通ってると思う!…それよりお父さんテニスしてるんだね!」
加「うん!!」
羨ましいな…
お父さんがテニスしてるなら応援たくさん
してくれるんだろうな
あ「応援とかしてくれるの?」
加「うん、」
カチロー君の顔は嬉しそう
あ「いいね…」
加「?」
あ「あ、いや、カチロー君の顔が嬉しそうだったから!」
加「え!?」
カチロー君は自分のほっぺたをつねる
あ「じゃあ私の家そこだから!じゃあね!」
加「うん!またね!」
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。それと変える→帰るです。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2014年11月3日 1時