第三話 ページ3
「きっかけですか、いいでしょう。お話しします」
何を思ったのか気づいたら本物の、過去の話をしていた。
まさか、この話を誰かにする日が来るなんて思わなかったけど、彼女にならいいかと思った自分がいたのだろう。
「小生がまだ高校生の時、体が悪くて入院している友人が居まして。その友人が退屈しているのではと思ったのでデタラメな作り話をし始めたのがきっかけですかね」
そういえば、小生の話を聞いていたのは友人だけではなかったな。
友人の隣に入院していた中学生の少女。
「ああ、そういえば中学生の少女にも話をしていましたかね。友人も、彼女もデタラメだった小生の話を熱心に聞いてくれたんです」
あの時の2人のような熱心に小生の話を聞く目の前の女性に、少しだけ、過去を思い出したのかもしれない。
一抹の懐かしさを感じた。
「まあ、全部嘘なんですけど」
「嘘じゃないですよね」
「え？」
「覚えててくださったんですね、先生」
嬉しそうに微笑む彼女。
胸が、ドキッとする。以前より少し大人びているが、もしかしてこの人は...。
「まさか、あなたあの時の？」
「はい、お久しぶりです、夢野先生。あの時のAです。先生の話をまた聞きたくてシブヤまで来てしまいました」
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芽月(プロフ) - 結城さん» ありがとうございます！キュンキュンさせることができてよかったです！リクエストありがとうございます、準備でき次第投稿していきますのでよろしくお願います！ (2018年8月13日 11時) (
レス) id: e23601d3dc (このIDを非表示/違反報告)
結城(プロフ) - 完結お疲れ様でした！個人的に幻太郎が推しでめっちゃキュンキュンしてました(*´∀｀*)リクエストで幻太郎が嫉妬する話を読みたいです！ (2018年8月12日 22時) (レス) id: ef5937f70b (このIDを非表示/違反報告)
芽月(プロフ) - ぬぬぬさん» 山田兄弟しんどいですよね...あれ、綺麗なジャイアンだと思ってます笑よく聞けば確かに声がジャイアンですもんね笑 (2018年8月12日 17時) (レス) id: ffd8fb249b (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - ブクロとシブヤ！？一緒です！！これって運めi…((夢野さんと一兄が好きです！だけど一兄の声がジャイアンだと知って… (2018年8月12日 17時) (レス) id: 43acd54f1e (このIDを非表示/違反報告)
芽月(プロフ) - ぬぬぬさん» 私はブクロとシブヤの箱推しです…みんなかっこよくて推しが定まらなくって！ぬぬぬさんは幻太郎推しですか？ (2018年8月12日 17時) (レス) id: e23601d3dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽月 | 作成日時：2018年8月7日 0時
