君と僕の物語【練紅覇】

第55夜 ページ19

アラ｢ここが僕の部屋だよ｣


とりあえず案内してもらおうということで今はアラジンの部屋の前にいる


貴方｢入っていいの？｣

アラ｢うん あ、ちょっと待っt((ガチャ｣


アラジンの静止を聞かずに私は部屋の扉を開けた


すると目の前に何かが飛び出してきた


貴方｢って、へびぃぃぃぃぃぃぃぃ!?｣


目の前にいるのは蛇……？

シャーとか言って舌をチロチロと出している

あ、なんかちょっと可愛い


？？｢ククルカンだ｣

貴方｢うわっ蛇が喋った!!!!｣


腰を抜かす私に対しアラジンは苦笑いをしている

そして私のことを見下ろす形で現れたのは蛇を首に巻き付けた少年だった


うわっ かっこいい……おっと口が滑った


？？｢なんだお前｣

アラ｢煌帝国から来たAさんだよ シンドリアで一緒に過ごしたこともあるんだ｣

？？｢へぇー……俺はスフィントス様だ｣

貴方｢よろ……しく……スフィントス……？｣

スフィ｢スフィントス様だっ!!!!｣


………………………様なんて絶対につけてやんない


アラ｢スフィントス君は僕の友達だよ 自己中だけど根はとてもいい人だから仲良くしてあげてね｣

スフィ｢自己中じゃねーし俺はスフィントス様だからな とりあえずそんなところに座ってないで部屋に入れば？｣


スフィントスが手を差し伸べてきたのでその手を掴んで起き上がる

………………言っておくけどスフィントスの蛇のせいで腰抜かしたんだからね


なんてことは言わない

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