【マギ】今日は誰と料理を作る？【短編集】

おかゆ【白龍】 ページ23

白龍｢A殿、具合はどうですか？｣




私のおでこに手を当て白龍は熱は下がったみたいですねと微笑む




貴方｢だいぶ良くなった……｣




ゴホッと咳をして私は顔をしかめた




白龍｢ならよかったです、あ、おかゆ作ったんで食べてください｣



貴方｢ありがとう……｣




私が体勢を起こそうとすると白龍が手伝ってくれる



そして、スプーンにおかゆをすくって私の口に運ぶ




白龍｢味、薄くないですか？｣



貴方｢大丈夫、ちょうどいいよ｣



白龍｢よかったです｣



貴方｢ごめんね、迷惑かけて｣



白龍｢なに言ってるんですか、迷惑だなんて思っていませんよ｣




また一口私の口におかゆを運ぶ白龍に対し私は目を伏せた




貴方｢ありがとう白龍｣




いいえと優しく微笑む白龍に私も笑いかける




貴方｢水……｣




私は喉の乾きに気付いてテーブルの上にあるコップを取ろうと手を伸ばした




白龍｢あ、なにやってるんですか、危ないですよ｣




俺が取りますから



そう言って立ち上がろうとした白龍



それと同時に私は体勢を崩した




貴方｢あ……｣




そして白龍に抱きつくような形になる





白龍｢あ、な……A殿///｣




貴方｢あ、ご、ごめん｣




私は、すぐ白龍から離れた




白龍｢いや、大丈夫です……///｣




白龍は何故か心臓を両手で押さえる




私は顔が熱くなるのを感じて布団に潜った




貴方｢寝る……｣




白龍｢あ、は、はい、じゃあまたあとで来ますね｣




白龍が部屋から出て行くのを待って私は布団から顔を出した




白龍……めちゃくちゃいい匂いした……



私はふふっと笑い寝返りを打った

終わり ログインすれば
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