山田家には双子がいます！

38話 ページ39

そう言えば
病院に行った時持っていった
本をなおすの忘れてたな


カバンから本を取り出すと
ずらりと並んでいる本棚の中。
そこに1冊本が入るほどのスペースがあり
本を差し込んだ





『この本あまり見たくないんだけどな…』




男の人にハグされたのなんて
何年ぶりだろう



『お父さんときぶりじゃない？
そうでもないか…あまり思い出したくもない』




顔がどんどんあつくなっていくのがわかる




『はぁ…まぐれよねまぐれ』




ガチャ


二郎「姉ちゃん！」


三郎「おい！こら！二郎！ノックもせずに部屋に入るな！」



『わぁ！びっくりした！』


『ど、どうしたの？2人とも』


二郎「三郎がボードゲームしたいっていっているてるんだよ
兄ちゃんは依頼で忙しいみたいだし…」



『あぁ…』






今回の依頼は
確か、、、、、
人探しだったけ？

あの少ない情報じゃ
時間がかかるでしょうね…






三郎「それで、しょうがないから二郎を呼んだんですけどちょうど1人足りなくて…
一姉に来てもらいたいんです…」



『ゲームねー、うん。いいよ！しばらくしてなかったし！』




三郎「良いんですか？！？！」


二郎「姉ちゃんごめんよ…
三郎のわがままにつきあってもらって…」




三郎「ふん！二郎に言われる筋合いはないね！暇そーにしてるから僕が誘ってあげたんじゃないか！」




二郎「何が暇そうにだよ！明日サッカーの試合あんの、知ってんだろ？」




三郎「ふん！低脳は何やっても低脳なんだよ！」




二郎「なにぃ？！？！」



『はぁ…』



開いてた本を閉じ
2人の頭に手を当てる



『それで、ゲームするの？しないの？』


と、少し圧をかける


三郎「す、すいません…
い、一姉とゲーム！したいです…！」


『ふん、よろしい！さ！さっそくしよ！』



二郎「うん！」

三郎「はい！」

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