私にも守れたら

40話 ページ43

ここ最近、帰路にしかついていないのでは？？と思い始めました。

まあ何やかんやで今日も任務です。ホントに任務しすぎだよ私。


まあ昨日は受験で流石にオフだったんだけどね。結果は明後日郵送だって。どきどき。



任務を終え、緊急脱出する。

個室から出てフラフラっと歩いていたが、流石に高校の合否もわかってないし、家で大人しくしていようかと思っていたら、前方からバカ3人がやってきた。



「バカ3人ってなんだよシンプルに悪口じゃねーかコラ」


「だから何で心の声を読むんだよ〜〜」



エスパー弾バ…じゃない、出水先輩。ホントになんで分かるの？？



「ねーねー、つるちゃん先輩昨日何でいなかったの？」


「そういやそうだな、どっか出掛けてたんか？つるま」


「お前が外出るなんて珍しいな、つるま」


「やけにつるま強調しますね。あと、私かくまですから。てか、私がボーダーに住み着いてるみたいな言い方やめてくれます？」



なんて失礼な。たった1日いなかっただけじゃん。コイツらの思考回路おかしいな。



「昨日は高校受験あったんですよ」


「「…お、おお〜」」


「揃いも揃って反応に困るな」



息がピッタリすぎるな、何万回ランク戦したらこんな仲良くなるんだろ。



「どうだった？受かった！？」


「昨日の今日だからまだわかんない」


「緑川、つるま、もう勉強の話はよせよ、頭痛くなるわ」


「かくまです。勉強要素あったか？今」



ずっと槍とか素行とかの意味でバカって言ってたけど、シンプルにバカなんだな、米屋先輩って。

緑川は知らないけど、出水先輩は意外と勉強できるらしい。でも運動はちょっと苦手なんだって(太刀川談)



「今何か変なこと考えたか〜？つるま」


「かくまです。変なこと考えてるのではと疑う出水先輩の方が変ですよ」


「……このマセガキ…」



はい論破(ひ〇ゆき)


てか今日皆やけにつるまつるまって間違えるせいで「ヒロシです…」みたいな事になってるからやめてほしい。

なんでそんなにつるま呼びをしているのか聞こうと思い、口を開くが、、



「よう鶴間、なんか久しぶりだな」


「だから、私はつるまで……あっ」

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