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2｢今日はこのまま寝ようぜ｣
寝落ちしそうなほどの安心感と居心地の良さに
結構長い時間甘えてたら
ふいに、頭上からそんな声が聞こえた。
｢ぇ−｣
まだ待ってって言おうと思ったら、
ふわっと自分の身体が浮き上がる
感覚を覚えて。
一瞬何が起こった理解できなかったんだけど、
至近距離にある彼の顔と、
膝裏に添えられた彼の手、
お姫様抱っこされているんだってことが分かって
｢、ぇ？ちょっ、ま、分かんない分かんない｣
慌ててしがみつくけど、軽くパニック状態。
2｢うお、暴れんな。重いんだから｣
｢え、なにそれ。｣
2｢パニックなのにそこだけ即レスすんな｣
この状態に彼は表情を全く崩さずに、
いつも通り、、
なんなら、以上の応答を私に投げかけてくる。
｢降ろして｣
2｢無理｣
｢自分で歩ける｣
2｢ふーん｣
｢ねぇ、歩けるってば｣
2｢うるさい｣
この状態でも、全く甘い空気にならない私たちは、ほんと何なんだろ。
喧嘩っぽくなるのも、睨み合うのも
私達らしいんだけど、
何処か、いつもと違う空気がやっぱりこの部屋には漂っていて。
2人ともきっと、
少なからずそれを感じ取ってしまっているから
いつも通りでいようなんてテンパって
喧嘩っぽくなってるのかも。
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れんり。(プロフ) - れーかさん» ありがとうございます、嬉しいです (2020年4月23日 15時) (
レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
れーか(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2020年4月17日 21時) (レス) id: ed2c592510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2020年1月13日 0時
