26# キュウsid ページ26
メグが部屋の前で立ち止まっているのに気づいた僕はメグに駆け寄り、もう少しそばにいることにした。
✱メグの部屋✱
キュウ「・・・メグ、大丈夫?」
メグ「うん。キュウが戻ってきてくれてホットした。ホントに少し慣れてきたと思ったんだけどなぁ・・・。」
キュウ「ねぇ、メグの瞬間記憶能力って、いつから目覚めたの?」
メグ「幼稚園の頃よ。読む絵本、読む絵本 次々に暗記してって。近所じゃ“天才少女”なんて呼ばれてさ・・・。でも、小学校に上がって中学受験とか意識するようになると、みんなが冷たい目で見るようになったの。“メグはずるい” “勉強しなくてもいい点取れる”。って」
メグ「残酷な映像を見て、それが頭から離れず苦しむこともあるのに、むしろ辛いことの方が多いのに、“みんなどうして分かってくれないの?”って・・・。それでお決まりの登校拒否。
でも私、そんな自分が嫌で探偵学園を受けたの。
自分の力を誰かの役に立てることが出来たら、自分自身を 自分の力を誇れるようになるかなって思って。」
僕はメグの話を静かに聞いていた。
そしてメグと目が合うと
メグ「やだー。あたし何語ってんだろ?」
と、恥ずかしそうに言った。
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MIIJUMP(プロフ) - この作品がめっちゃ好きです!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2016年7月8日 21時) (レス) id: 383570da4f (このIDを非表示/違反報告)
唯(プロフ) - 更新楽しみにしています。これからも頑張ってください (2016年7月4日 20時) (レス) id: 8e2883a2f8 (このIDを非表示/違反報告)
きみか★(プロフ) - 昨日、22#以降 更新しています。 (2016年7月4日 15時) (レス) id: b43fb158a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - きみか★さんの作品大好きなので、更新嬉しいです!これからも頑張って下さい! (2016年6月25日 22時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きみか★ | 作成日時:2016年6月25日 14時