世界一クラブに新入部員_!?【世界一クラブ】 (ページ2)

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す「プロローグ、まだ続くよー！」ページ2

光一side

今ある情報をノートに整理すると、「本格的に見張られてる感じがしたのは健太のステージ以降」「だけど前から見張られてる感じはした」との情報が得られた。また、和馬から

和「見張られてる感じがした時、犯人を網で捕まえようとしたのだが…網を投げた後に網のそばに行っても何も無かった。」

との証言を貰えた。それにしても…和馬から逃げられたなんて、どれだけ逃げ足が速いんだ？

す「あーもう全ｯ然情報が無いじゃん！こんなんじゃ犯人捕まえられなくない～！？」

光「そうだな…和馬から逃げられたって事はかなり逃げ足が速い筈だし…そもそも、和馬の網から逃げられるのか？」

和「獲物を逃さないよう普段から特訓しているのだが…何故か犯人は捕まえられなかったんだ。」

ますます謎が深まる。一体、俺たちを見張っている犯人は誰なんだ？

ﾌﾞ-ﾝ_

す「あぁもうせっかく何か考えてたのに蚊のせいで気が散っちゃったじゃん！」

流石にそれは言いがかりだろ、それにしてもこの季節に蚊？少し早過ぎないか？

…!

光「分かったぞ、俺たちを見張っている犯人が。」

す「えぇっ！？」

光「犯人は、監視カメラだ。」

す･健･ク･和「監視カメラ？」

4人の声が重なる。俺はその後に一息ついて、推理した事を話す。

光「ああ、そうだ。この前テレビで超小型カメラ、『WR-1』が開発されたのは知っているよな？とっても小さくて肉眼では意識しないと見れない、少し雑音が多いのが欠点だ。そして今ここにいる蚊、こいつは蚊じゃなくてWR-1だったんだ。そして犯人はWR-1を操作して俺たちを見張っている。」

す「んーっと、犯人が監視カメラを使っているのはなんとなく分かったけど、それじゃ解決にはなってなくない？」

光「そうだ、だから犯人を捕まえるためにこのWR-1を『利用』するんだ。」

す･健･ク･和「利用？」

4人の声が重なる。…結構この4人は気が合うのかもしれないな。そんな事を思いながらも作戦を話す。

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キリが悪いのは仕様です()