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171.否定したい心 ページ21

※ ここから先、『鬼滅の刃』原作、
 アニメ『鬼滅の刃 竈門炭治郎立志編』
 及び『無限列車編』の内容を含みます。
 






 俺はどうしても

 この状況を否定しなければいけなかった。

 認めてしまえば、

 あの時の俺とAの決断が間違いであったと、

 もしかしたら彼女がこの世に生き残る術が

 あったかもしれないのに…と、

 悔やんでも悔やみきれないからだ。


 鬼を滅殺してこその鬼殺隊だろう…!

 そう父に教わってここまでやってきたのだから。

 鬼殺の剣士たちはそう思って、

 人々の安寧のために尽くしてきたのだから。



 焦ったように近くにいた隠が隊士に声をかけた。

「起きろ。おい、起きるんだ。

 起き…おい。おいおい、こら!

 やい、てめえ!やい!いつまで寝てんだ!

 さっさと起きねえか!」


 やっとのことで顔を上げた隊士は酷く驚いた様子。


「なんだあ?

 鬼を連れた鬼殺隊員っつうから

 派手なヤツを期待したんだが…地味な野郎だな、おい。」


「うむ!これからこの少年の裁判を行うと。

 なるほど!」



「なっ何だ?この人た…」

「まだ口を挟むなバカ野郎!誰の前にいると思ってんだ!

 柱の前だぞ!」


 隊士は瞬きをしながら俺たちの顔を眺める。

 見たことのない少年だ。

 しかし、話によると下弦の伍と遭遇して戦ったようだ。

 階級は癸のようだが、生き残ったとなると、

 かなり見込みのある剣士。


 だが、それとこれとは別の話。


「ここは鬼殺隊の本部です。

 あなたは今から裁判を受けるのですよ。

 竈門炭治郎くん。

 裁判を受ける前に君が犯した罪の説明をして…」


「裁判の必要などないだろう!

 鬼を庇うなど明らかな隊律違反!

 我らのみで対処可能!鬼もろとも斬首する!」


「ならば俺が派手に首を斬ってやろう。

 誰よりも派手な血しぶきを見せてやるぜ。

 もう派手派手だ。」



 俺たち柱が話をしているのに、

 竈門と呼ばれた剣士は気もそぞろで、

 あちこちを見回している。


「禰󠄀豆子…禰󠄀豆子はどこだ?

 禰󠄀豆子…善逸…伊之助…村田さん!」


 伊黒が話を始めると、話題は鬼と知りながら

 鬼殺の妨害をした冨岡へと変わった。

 大人しくついて来てくれたから、

 処罰は後で考えようという胡蝶の提案のもと、

 隊士から鬼を連れている理由を聞くことなった。
 

172.一触即発→←170.鬼を連れた隊士



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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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狐姫(プロフ) - misakimiさん» 最後までお付き合いいただき、感謝申し上げます。主人公に感情移入し、物語に入ってもらってこそ、この小説の醍醐味と思い作っていたので、大変光栄です!あたたかいコメントにいつも励まされておりました。ありがとうございました! (7月16日 7時) (レス) id: 12299479a5 (このIDを非表示/違反報告)
misakimi(プロフ) - 読了が遅くなりました。お疲れ様でした。長らく愉しませて頂きました。現し世でなくても、ハッピーエンドとは!こういう纏め方もあるのかと感心です。彼女の気持ちに入り込んでいたため、逢いたいけど早いよと涙しました。 (7月15日 16時) (レス) @page50 id: cb1d4026ae (このIDを非表示/違反報告)
狐姫(プロフ) - 美桜さん» ありがとうございます!起承転結の「転」は恐らく読者様の予想を超えるものになってしまったかもしれません。しかし、美桜さんのように嬉しいお言葉をいただけると、作者として本当に幸せです♡最後まで読んでくださり、ありがとうございました! (7月10日 15時) (レス) id: 12299479a5 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 完結おめでとうございます。途中思わぬ展開に驚きましたが、最後は悲しさもあるけれど、なんだか暖かな気持ちになりました。あとがきの狐姫様の言葉に色々と考えるきっかけになりました。次の作品も楽しみにしています。素敵な作品をありがとうございました♡ (7月8日 21時) (レス) @page50 id: 4bde5e03bb (このIDを非表示/違反報告)
狐姫(プロフ) - エリスさん» エリスさん!感動したと言っていただき、大変光栄です♡完結まで書けたのも、エリスさんをはじめ、応援してくださる読者様のお陰です!感謝申し上げます!番外編、新作等でもまたお会いできると嬉しいです(*˙˘˙*) (7月8日 19時) (レス) id: 12299479a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狐姫 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/kohime_yume  
作成日時:2022年6月12日 13時

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