9,ごめんな。(炭治郎side) ページ10
少し経って、Aちゃんを見ると...もうオムライスを完食していてスマホを見ていた...。早過ぎる...。
俺はあともう少しで食べ終わるけど...。
そんな超細身の体のどこに高速で食べ物が入るのだろうか...。
そんな事を思っていると、Aちゃんは視線をスマホから俺に移し、
「竈門先輩...、今日の予定って何も無いですか...?」
俺が予定を忘れていると思っているのだろうか...。それに心配してる匂いがする。
『あぁ、今日は何も予定は無いぞ。心配しなくても、大丈夫。』
Aちゃんは何かに気づいたような表情をして、
「え?何で心配してるって分かったんですか?」
首を傾げるAちゃんも超絶可愛い。
『俺は鼻が良くて、微かな匂いだけじゃなくて、感情もわかるんだ。』
「なんだか神秘的ですねぇ...。あ、竈門先輩も食べ終わりそうですし、デザート食べます?」
『あぁ!食べる!』
そう返事をするとまたしても可愛い笑顔を見せてくれた。
「何にします?色々あるんですけどー...、シュークリーム、エクレア、プリン、アイスがありますが...。」
『うーん...アイスで!』
「分かりました。」そう言い冷蔵庫からアイスとエクレアを出し、アイスを手渡してくれた。
『あの...。』
「はい!どうしました?」またしても高速完食...!!
『さっき、Aちゃんがオムライスを作ってくれてるときに急に後ろから抱きついたり、冷たく即答してしまって...。本当ごめん!!』
Aちゃんは少し驚いた顔をして、
「あ、全然大丈夫ですよ!私細かい事は根に持たないので!」
あ、そうなのか。
『ありがとう。ごめんな。』
「いえいえ。」
そう言って微笑んでくれた。
...良かったぁ...。嘘をついている匂いもしないし、Aちゃんが優しくて良かったぁ...。
というかAちゃん、色々完璧過ぎでは?
10,完璧ではないんです。(炭治郎side)→←8,初めてなのに...(炭治郎side)
29人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋ノ恵(プロフ) - お茶さん» ありがとうございます!!!! (2021年2月3日 21時) (レス) id: ca87426623 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - わかりました!待ってまーす! (2021年2月3日 21時) (レス) id: fd8b6df0ac (このIDを非表示/違反報告)
秋ノ恵(プロフ) - お茶さん» わあああああ!!!!!ありがとうございます!!!!初コメゲットですね!!おめでとうございます!!!!申し訳ありませんが今月の19日まで更新を一旦停止しますが、20日にまた再開するのでまた読んでくださると幸いです! (2021年2月2日 16時) (レス) id: ca87426623 (このIDを非表示/違反報告)
お茶 - 面白かったです! (2021年2月2日 16時) (レス) id: fd8b6df0ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:秋ノ恵 | 作成日時:2021年1月18日 17時