ヒトツキ×ト×スコシ ページ26
修行開始から1週間
ウ「おいおい、こりゃ予想以上だな。」
ウヴォーギンの前には片手で腕立て伏せをするAの姿。
フィンクスによってある程度回数をこなすと、背中に重りが乗せられるが体幹はぶれることがない。
フィ「体力も無いわけじゃないし、ステップアップは早そうだな。……よし、2500だ。追加するぞ。」
授業開始から3週間
ウ「フィンクス、Aはついてきてるか?」
フィ「ああ、問題なさそうだ。おい、Aまだ飛ばせるか。」
『大丈夫、まだいけるわ。』
最近は隣の街とアジトを、ひたすら往復していた。
フィンクスとウヴォーギンが全速力で走っても、Aは何とかついてこれるようになった。
体力も、スピードも申し分ないが、次がフェイタンである事を考えるともう少し体力をつけた方がいいと言って、走り込みを続けていた。
修行開始から1ヶ月と少し
ウ「腕相撲しねえか。Aがどこまで強くなったか、すぐ分かるだろ?」
フィ「面白そうだな。あいつらも呼んでみるか。」
Aの話題を出したことで、その時ホームにいた全員が広間に集まった。
ウヴォーギンとフィンクスが最後に用意したのが、腕相撲。目標はパクノダ以上。
まずばウヴォーギンと対決するが、勝てるはずもない。
そして、フィンクス、フランクリンとと完敗が続く。
フェイタンと対戦する時に歓声が上がった。
フェ「なっ!?」
『っ……やっぱり無理。』
フェ「ちょとビクリしたよ。随分強くなたネ。」
スタートから10数秒お互いの腕が動かなかったのだ。
これには指導をしたフィンクスとウヴォーギンも、驚いた。
フェイタンは小柄ながら、現段階の旅団で腕力4位なのだ。
マチ「次はあたしだけど、あたしはフェイタンとあんな勝負になった事ないな。」
フェ「手を抜いたわけじゃないネ。」
マ「そんな事は分かってるよ。」
マチVSAは長時間にわたった。
マチはフェイタンとの試合を見せられたせいで、かなり高ぶっていた。
周りのギャラリーも固唾を呑んで見つめる中勝負は着いた。
ウ「お、マチが勝ったな。」
フィ「さすがにこの辺には勝てねぇか。」
だが、12分にAの力は証明された。
次はクロロと対戦するはずだったが、クロロが辞退した。
マチとクロロで勝負してもここまで長引くことはなくマチが勝ってしまう。
つまり、クロロとAが勝負しなくても勝敗は見えているのだ。
フェ「Aは、かなり化けるよ。」
ク「ああ、予想以上だ。」
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カナ(プロフ) - ほんとにこの作品大好きです何度も読み返してます。また更新されるのをずっと待ってます! (2020年8月28日 12時) (レス) id: 653b7cacce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうたそ | 作成日時:2019年11月25日 20時