【NARUTO】2人の初恋~BORUTOver~ (ページ4)

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3話ページ4

いつも通り子供たちには勉強を教えて、ご老人には本を探してあげたりして一通り仕事を終え本棚の整理をしていたら

ﾘｸ「あの、Aさんですよね」

『えっ、はいそうですけど』

ﾘｸ「俺は寺乃リクっていいます、はじめまして」

『はじめまして、リクさん』

話しかけてきたのはたまに図書館に来てくれる方。
話しかけられるのは初めてだ。

『あの、何か私に御用ですか？』

ﾘｸ「いえ、一つ質問が」

『質問ですか？』

ﾘｸ「はい！Aさんは一目惚れって信じますか」

『一目惚れですか？あると思いますよ、瞬間的に好きになる事はよくある事ですし悪いことではないと思います』

ﾘｸ「そうですか、Aさん･･･僕はあなたに一目惚れしました」

『えっ･･･』

質問だけかと思いきやいきなりの告白に驚いてしまいほんのり顔を赤らめていた。
すると赤いバラを一輪私に差し出してきた。

ﾘｸ「どうか受け取ってください」

『私その･･･気持ちには』

ﾘｸ「わかってます、シカマルさんですよね･･･でも彼はなかなかそばにいてくれないですよね、僕ならあなたのそばにずっと」

そう言って私の手を握ってゆっくりゆっくり距離を詰めてきたので驚きと恥ずかしさに顔を赤らめて俯いていると

ｼｶﾏﾙ「何やってんだ」

声が聞こえてきた方を見ると何日かぶりに顔を見るシカマルさんがいて久しぶりに会えたことが嬉しいのとこの状態から抜けられると思い安堵していて。

ﾘｸ「シカマルさん、こんにちわ」

ｼｶﾏﾙ「こいつはオレの嫁なんだが、なに堂々と口説いてんだ」

ﾘｸ「いや、シカマルさんは仕事仕事であまりAさんを幸せにできてないと思ったので」

ｼｶﾏﾙ「なんだと」

ﾘｸ「まぁ今日はここでおいとまします･･･では、Aさんまた」

『あっはい･･･』

そのまま図書館から出ていくのを見て少し安堵していたのだが何か怖いオーラが伝わってきてそちらを見るとシカマルさんがかなり怖い顔をしていたのでゾッとしていたらいきなり腕を掴まれてどこかに連れてかれた。