【NARUTO】2人の初恋~BORUTOver~ (ページ3)

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2話-ｼｶﾏﾙ視点- ページ3

今日も火影であるナルトに色々と予定や書類を渡していく。
中忍試験の準備とかで最近は家に帰れてもない。
シカダイにはここであったりすることはあるがAにはここ数日会ってない。
一目でもいいから会いたい気持ちがあるんだがな。

ﾅﾙﾄ「･･･お前も嫁不足か？」

ｼｶﾏﾙ「ｯ!!!･･･んだよ、それ」

ﾅﾙﾄ「Aに会いたいって顔してるぜ」

ｼｶﾏﾙ「･･･悪いかよ」

ﾅﾙﾄ「いや、ククッ･･･お前Aにベタ惚れだな」

ｼｶﾏﾙ「うるせぇ」

最近こいつは俺をからかうのが好きらしい。
そんなに顔に出てたかと思い顔を触ったりしたらナルトにまた笑われちまった。
外の声が騒がしく思って聞き耳を立ててたら

男C「おい、図書館にあの人現れたらしいぞ！」

男D「マジかよ！早く見に行かないとな」

ﾅﾙﾄ「おい、図書館で働いててそんなふうに言われるのは」

ｼｶﾏﾙ「はぁ･･･Aだな」

ﾅﾙﾄ「みんなから人気だな、あいつは」

ｼｶﾏﾙ「笑い事じゃねぇよ、あいつは鈍感だからこっちは困ってんだ」

ﾅﾙﾄ「わかったよ、変な男によりつかれる前に行ってやれよ」

ｼｶﾏﾙ「あぁ、わりぃな」

ナルトに詫びを入れてから部屋から出て図書館に向かった。
あいつが図書館に来る度こうも男どもが浮き足立たれると困るんだよ。
図書館につくといつもなら子供やご老人が多いのに何故か男ばかりになっていた。
当の本人は上忍であろう男に薔薇を1輪渡されていた。

(あいつ･･･しめてやる)