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？「どーも」
「ん？あ、チリちゃん」
ﾁﾘ「今日は制服じゃないんやな、オフ？」
「たまにはね、チリちゃんもオフ？」
ﾁﾘ「この間、休日返上で処理終わらせて･･･今日は有給や、暇やったら一緒に街歩かんか？」
「いいね、そうしよ」
駄べりながら歩いているいて、いつの間にか違う街まで来てしまう。
ピケタウンか･･･ここジムもないし、立ち寄ったことないな。
ﾁﾘ「ここ来るんは初めて？」
「かも、ここジムないし」
ﾁﾘ「ははったしかにな、これといってうまい飯屋もないからなー･･･」
「でも落ち着くね、静かで」
ﾁﾘ「やな、そういえば彼氏はどうしたんや？」
「彼氏なんていません」
ﾁﾘ「またまた〜」
「いやガチで･･･そっちこそどうなの」
ﾁﾘ「チリちゃんはいつでも独りで楽しく過ごせる人間やから」
「うわー･･･悲しいヤツ」
ﾁﾘ「別に彼氏なんか居なくてもチリちゃんは幸せなんですー」
「そうなんだ」
ﾛﾄﾛﾄﾛﾄﾛﾄ･･･
電話が鳴り、チリちゃんは静かに出ていいよと促す。
できる大人だよな･･･出ればハルトとネモだった。
「どした」
ﾊﾙ『ネモの家の裏の海でさ！みんなで泳ごうよ！！』
ﾈﾓ『お父様たちに聞いたらOKだって！！』
ﾊﾙ『ね！どうせ今ペパーといるんでしょ？』
「いねぇよ･･･あいつ朝から見てない」
ﾊﾙ『そうなの？さっきボタンにも連絡した時も一緒にいなかったし･･･どこいったんだろ』
「つかよ、それいつやろうって話だよ･･･」
ﾊﾙ『明日？』
ﾈﾓ『うん、明日！』
「まじか･･･まあとりあえず明日な、ハルトからペパーに連絡しとけよ。んじゃあなー」
電話切ればチリちゃんはニコニコと笑っている。
大人のそういう笑顔怖いわ･･･。
ピケタウンのベンチでひとまず、休憩。
ﾁﾘ「なんか自分悩んでそうやな」
「悩んでなんかないよ、ただやることないなーってだけ」
ﾁﾘ「ほんまかァ？」
「ほんまでーす」
ﾁﾘ「まあ今回は深入りせんどくわ･･･でもなんかあったら直ぐに言いや」
「･･･うん、そうする。」
ﾁﾘ「さて！腹減らん？飯くいに行こや！」
「んじゃ奢りな」
ﾁﾘ「自分めっちゃ食うから嫌やわ･･･」
「安いところでいいからさーおねがーい」
ﾁﾘ「まあええけど･･･その代わり、今度そっちが奢ってな」
「いいよ、そんときは高い飯奢ったげるよ」
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2023年2月14日 19時
