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ｻﾜ「･･･二人とも」
「あ、サワロ先生」
ｻﾜ「喧嘩はしてはいけないぞ」
ペ「えっこれ喧嘩なのか」
「はーい」
ｻﾜ「君たちは･･･よく一緒に寝るのかね？同じ部屋で」
「ん？まあ、割と？最近はそうでもないけど、昔から結構寝てるよな」
ペ「おう」
ｻﾜ「そうか･･･うむ･･･」
「どした？」
ｻﾜ「･･･いや、程々にな」
「「？」」
ｻﾜ「純粋なうちはいいが･･･ちゃんと気をつけるんだぞ」
ペ「？うっす」
「おーう、気をつけるー」
ｻﾜ「うむ、ではよく休んでくれ」
･･･気をつけるって何を？
まあいいか、部屋戻って早く寝よ。
ピッタリとくっついて離れようとしないペパーを無視して走って部屋に戻る。
ﾊﾞﾀﾝｯ
「よしっ！」
ペ『おい、入れろって！！』
「座に帰れ！！」
ペ『座ってなんだよ』
「知らね」
ペ『頼むよ、ちょっとだけでいいから入れてくれ』
「まるでストーカーだぜ･･･モテる女は辛いな」
ペ『何モテる宣言してんだ』
「黙れ、早く自分の部屋帰れよ」
ペ『･･･戻ったら一人になる』
「マフィティフがいるだろ」
ペ『･･･頼む、少しでいいから一緒にいたい』
「(ここで開けたらさすがに甘いか･･･でも)」
ひとりが心細いのはお互いよくわかってるからな。
なんだかんだ･･･私って甘いんだろうな。
ｶﾞﾁｬｯ
「入れ」
ペ「えっ･･･いいのか？」
「長くはいさせねぇよ」
ペ「へへっ･･･サンキュー」
「つってもなんもないぞ」
ペ「そんなのいいよ、俺は別に一緒にいれりゃあ いいからさ！」
「あっそ･･･お前も変わってんな」
ベッドに座れば当たり前のように隣にくる。
本当にワンコだよなこいつ･･･イワンコだよ･･･。
よくわからんやつだな･･･。
そして何も喋らないまま、10分くらいがすぎた･･･。
「ふぁ･･･」
ペ「眠いのか？」
「そりゃあな･･･もう深夜だぞ」
ペ「もうそんな時間か･･･寝ててもいいぞ」
「いや帰れよ」
ペ「いいから寝てろ」
ﾎﾞﾌｯ
無理やり寝かされる
お前はなぜ帰らない･･･いやまあ別にいいんですけど、今更感すごいし。
ペ「･･･」
「そんなガン見されると寝ずらいんだが」
ペ「悪い･･･お前ってさ、頭撫でられるの嫌いか？」
「あ？いや別になんも思わないけど･･･」
ペ「そっか、俺は割と撫でられんの好き」
「･･･いや聞いてねぇよ」
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2023年2月14日 19時
