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ペ「これでいいのかよ･･･」
ﾊﾙ「おぉー大人になった！」
ボ「似合わなくもない･･･」
ﾊｯ「ジャケットは脱いで構いません、ベストが良いですね･･･あ、待ってください･･･髪は結んで」
ペ「(これは疲れるな)」
ﾊｯ「ではAさん！先程と同じポーズを！」
「あとちょい頑張ろうぜ、相棒」
『ﾊﾞｷｭｱ･･･』
ペ「俺はどこに？」
ﾊｯ「うーん、背中合わせもいいですが･･･距離を詰めてみましょうか･･･いや、まずこの花を持ってください」
ボ「(どこにあったのそれ･･･)」
ﾊｯ「それで左手で花を後ろ手に持ち、そしてもう片方の腕でこう！相手を包むように！」
ﾈﾓ「距離近いね」
ボ「これが所謂 バックハグ」
早く終わらないかな･･･。
そんなこんなを考えているとペパーの腕が私の前を通る。
おいおい、聞いてねぇぞ･･･
ボ「でもこのポーズだとペパーの顔は見えないね、この際Aの肩に頭埋めちゃえば？」
ﾊｯ「確かに･･･ではそれで」
「お前ら後で覚えとけよ･･･」
ペ「(近くね･･･)」
「(息がくすぐったいな･･･)」
ｼｭｳ「なるほど･･･良いでござるな！！」
ﾈﾓ「でもこのポーズならリザードンいらなくない？」
ﾊﾙ「でも服がリザードンモチーフだからリザードン入れておきたいよね」
ﾊｯ「･･･一度リザードンはなしにしましょうか」
「相棒がっ！！」
ﾊｯ「そうですね･･･ペパーくん、腕力に自信は？」
ペ「え？まあ･･･ぼちぼち」
ﾊｯ「じゃあ抱っこしましょう！Aさんが視点を高くなるように」
「おいコラ！！お前ら自由すぎんだろ！！」
キャンキャン文句を言って反抗してると、体が浮く。
それに従うお前もお前だぞ･･･犬かてめぇわ･･･。
いや、犬属性だったな。
お姫様抱っこでもないのに、何だこの羞恥心。
おい、花を口に加えんな！！
キザっぽいだろうが！！
「･･･恥ずかしさで死にそう」
ペ「ほれほっへふれ」
「あ？花か？ほらよ･･･これで満足かよ！！お前ら！！」
ボ「･･･でも足元がなー」
「まだなんか要望あんのか！？」
ﾈﾓ「足元にリザードンを羽広げた後ろ姿ってのはどう？」
ﾊｯ「いいですね！それで行きましょう」
「重くないのかよ･･･」
ペ「お前なんか軽いもんだよ、まあ･･･前よりは重いな、食後だからか知らねぇけど」
「ぶちのめすぞ」
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2023年2月14日 19時
