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さて･･･この後は直ぐにお昼をとって、みんなの為に分かりやすくテストに向けてのプリントを用意しなきゃな。
ハルトくんは種類について弱いから簡単に覚えられるような内容にして･･･ネモさんは平気なんですが、きのみの味について詳しく書いてあげないと･･･。
ﾚﾎ「またプリント作ってるんですか？古典的ですね」
「まあ･･･この方が紙に残るので、わかりやすいかなと思いまして」
ﾚﾎ「その古典的な考え好きですよ、そうだ･･･A先生は歴史は好きですか？」
「･･･あまり、得意では無いです」
ﾚﾎ「では今度熱く語りましょう」
「そうですね･･･時間がある時にでも」
さてと･･･お昼食べようかな。
食堂で先に買っておいた大人のサンドに、自前のチリソースを足す。
うん、やっぱり刺激がなくては･･･。
「(そうだ、これが終わったら一度 水やりに行かなくちゃ)」
ｾｲ「また体に悪そうなもの食べてるネ」
「んぐっ･･･セ、セイジ先生」
ｾｲ「ノンノン！もっと美味しいもの食べないと！」
「･･･別に私はこれで十分なので」
ｾｲ「美味しいもの食べないからこんなに痩せてるんですよ」
「余計なお世話です、健康管理はできているので心配ご無用です。」
ｾｲ「ワシみたいに奥さんの手料理食べないと！」
「あー･･･愛妻弁当ですか、いいですね」
ｾｲ「たまーに作ってくれるのね」
「そうですか」
そうだ、今日は夜 外で静かに食べに行こう。
テーブルシティでの楽しみは食べ歩き以外に何も無い･･･。
食事を終えて手を拭いてからまた仕事に取り掛かっていく。
さて･･･一人一人にあったプリントを作って･･･。
あとは分かりやすく、冊子を作るか。
これでみんな良い点数を取ってくれればいいんだけど
ｼﾞﾆ「またプリント作りですか？」
「うっ･･･はい」
ｼﾞﾆ「すごいなぁ･･･しかもこれ一人一人違うんですね･･･」
「テストでは良い点数を取ってもらいたいので」
ｼﾞﾆ「細かいなぁ･･･僕じゃあ真似出来ないや」
「そうですか」
ｼﾞﾆ「はい。A先生はすごいなぁ･･･みんなのことよく知ってる」
「･･･そうですか」
でもあまり好かれてない。
それは自分でもよくわかってる、真面目すぎがいけない。
少し気を抜いてもいいのだけれど･･･それでは伝えたいことが伝えられない。
どちらもできるような器用な人間でもありませんし。
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2023年2月23日 19時
