トキ×ハ×タチ ページ16
来てから20日くらい経ったのだろうか
結婚の話はとりあえず収まった･････。
そろそろお兄ちゃん達のところに戻りたいところだ
それにキルアの様子も気になる。
イルミさん仕事でしばらく家を空けるらしい
「(勝手に出ていっても何か言われそうだけど･･･)」
仕方がないけど、チャンスはこれくらいしかないよな。
でもなぁ･･･私も携帯買った方がいいのかな、そうしたらこんなに困らないのに。
悩みに悩んでいると外を見れば夕方になっていた
何故だが屋敷が少し騒がしく思える
ガタッ
「うおっ！？」
窓がガタガタと揺れる
恐る恐る近寄り、窓を開ける
･･･何も無い。
えっ何、動物？
寒気がしたので窓をまた閉めようとする
キ「わっ！」
「ギョッ！！！？？」
キ「はははっなんだよ、その驚き方！」
「なんで･･･」
キ「？なんでってゴンたちのところに行きたいしな、どうせお前兄貴から逃げられなかったんだろ？」
「うっ･･･いやまあ、はい」
キ「あと1人だとお前迷子になりそうだしな」
「それ以上言わないでいただけると」
キ「そうだな、時間くってるとおふくろが来そうだし･･･ほら」
すっと手を差し伸べられる
夕陽の逆光が更にキルアをかっこよく見せた
このまま外に･･･出るってことだよね。
キ「早く行こうぜ」
「ごめん、少し待ってて」
紙とペンを探し手紙を書く
イルミさんへと最初に
ありのままの気持ちとお礼を書く
それをベットの上に置き、キルアの方へ駆け寄る。
キ「よしっじゃあ行くか！」
グッと手を引かれて抱き上げられる
気づけば建物から飛んでいた
心臓がふわっと浮く感覚に飲まれる。
でも不思議と怖くは感じなかった。
着地をして、地面に下ろされる
当たりを見ると森。
キ「勝手にどっか行くなよ」
「うわっ･･･ごめん」
キ「さて、なんかゴン達は執事室の近くに来てるらしくてさ。」
「じゃあもう近くまで来てるんだ」
キ「あぁ、しばらく歩けばそこに行けば休めるしとりあえず行くか」
手を繋いで歩き出す
にしても･･･よくこんな広い敷地内を迷わず歩けるなぁ
あっ虫。
キ「ちょっどこ行くんだよ！」
「いや、虫が･･･」
キ「猫かお前は！！！」
「あははは･････」
キ「ってか兄貴と結婚するって、まじ？」
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雛(プロフ) - 続きをお恵み下さいませ。 (2022年2月13日 3時) (
レス) @page30 id: 6c5f13dd95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきよ - 続き見たい (2021年12月16日 8時) (レス) @page26 id: 0f5c343916 (このIDを非表示/違反報告)
5iP3A2iN3FNYlNc(プロフ) - こういう小説をずっと探していました‥！！読んだ瞬間ハマっちゃって‥一気に読み進めました‥ ありがとうございます！ 応援しています。 (2021年7月10日 13時) (レス) id: 7f51b83dcc (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - すっごく好きです！！心情の些細な変化がわかりやすく、読みやすい、引き込まれるような文で、一気に読み進めちゃいました笑 更新楽しみにしています、体調などにはくれぐれもお気をつけて。無理のなさらないようにしてくださいね。頑張ってください！応援してます！ (2021年2月6日 1時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ | 作成日時：2021年1月11日 23時
