プロデューサーが可愛すぎるし煩すぎてツライ夢ノ咲学園のアイドル科の人達【あんスタ】

マチガイとユリ ページ12

ユ「おねえ…ちゃん…」


白い天井。


手を伸ばしても、届かない。



「ん…」



横を見ると、寝ているお姉ちゃん。




ユ「ふふっ…」




可愛い。



私の自慢のお姉ちゃん




chu❤





「んっ…ユリ…？」




ユ「おはよう、お姉ちゃん」




「ユリ…今、何…」





ユ「目覚めのキスだよっ！小さいころよくしたもんね〜♥」






「ユリ…おかしいよ」





あぁ、その変人を見るような目。最高ね




たまらなく好きよ






「ユリ…女の子同士よ？何を…」






ユ「ははっ❤いいじゃん。今更すぎて萎える」







「けど…」






ユ「うるさいな。黙っていてよ。」





「っ！」






お姉ちゃんに、もう一回キスすると黙った。






ユ「お姉ちゃんは、私のいうこと聞いて。」






「ユリ…こんなの間違ってるよ。」








ユ「どこが？」








「姉妹でもおかしいよ。それに、…私ユリとは一緒に暮らせない」







ユ「なんで」







「ふふっ…それは自分で考えてごらん。ユリならわかるはずよ」







分からない。





わからない






ワカラナイ






わからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからない







ユ「分からない…」






一緒に暮らせない？



それって、ずっとお姉ちゃんを見てられないってこと？




それって、ほかの男にお姉ちゃんをとられるってこと？





それって、私が嫌いってこと？







嫌だ、いやだ、イヤダ、ｲﾔﾀﾞ






「私たちは、再会するべきじゃなかったんだよ。きっと」









保健室から出て行ったお姉ちゃん。



そこに残った温度。








「おねえちゃんっ…」







意味が、分からないよ。

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