7話 ページ11
櫻間は今、すぐ近くに池のあるちょっとした広場のような所へ辿り着いた
すると、下から1本のクナイが飛んでくる。櫻間は、夏油の時と同じように片手でキャッチした
悟｢さっさと降りてこいよ、先輩？｣
『ああ。そうする(こりゃ生意気な坊主だ……少し、躾が必要か？)』
サッと木から降りて、ゆっくり歩いて五条の前に来る
悟｢(まだ2つ……傑も硝子も取ってねぇのか)｣
『さ。どこからでもかかってくるがいいぞ、五条悟』
悟｢んじゃ、遠慮なく！！｣
五条は、まず体術で勝負しようと思ったのか櫻間にとびかかった
五条が攻め、櫻間はその攻撃を余裕で避けたり受け流したりする
そんな櫻間の余裕な態度に腹が立ったのか、五条は術式を使おうとした
悟｢随分と余裕なこった！！そのスカした面、今すぐぶっ壊してやるよ！！｣
『(私、そんなスカした顔してるのか？？どっちかというとそれ、レンじゃ？？？)』←
すると、櫻間のいた所が急に大きなクレーターが空くくらいの衝撃がきた
その攻撃を感知した櫻間は、攻撃受ける直前に避け、木の上へ移動する
悟｢(速い！！こんなスピード出すやつ、見たことねぇ！)｣
櫻間は、忍具ポーチからクナイを2本取って両手に持つ。そのまま五条の方へ走り出す
だが、櫻間は五条の元には届かず、弾かれたように後ろの木へ吹き飛ばされた
悟｢(俺の術式のことよく分かってんな。無闇に近寄らずコソコソしてやがる…けど、あれだけ強く叩きつけたから気絶してるはず。今のうちに鈴を……)｣
悟｢！！！(いない？！)｣
木に叩きつけられたはずの櫻間だったが、その櫻間の姿がなかった
悟｢(アイツは足がクソ速ぇ……だから、追おうとしても木が邪魔だし、第一追いつけねぇ。絶対無理だ。)｣
悟｢(だから俺の周りの木を全てぶち壊す！！)｣
悟｢【術式順転 ｢蒼｣】｣
すると、五条の周りの木や地面までもがどんどん壊されていく。最終的に、周りは何も無い更地となった
悟｢(これで奇襲はできない……が、おかしい。アイツの姿がどこにも……)｣
『ガッハッハッ！こりゃすごい術式だなぁ！！』
悟｢！！(後ろは池のはず……そっちに逃げたのか！)｣
後ろから声が聞こえ、バッと後ろを向く。そこには、水の上に"立っている"櫻間の姿があった
悟｢水の上にまで立てるのかよ｣
『凄いだろ？』
悟｢はっ！！別に凄かねぇよ｣
『さて、次は私の番だな』
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カイト(プロフ) - 続きは、書かないんでしょうか！是非続きを書いてください！ (2021年3月23日 19時) (
レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - とても面白いです！続きを楽しみにしてます！これからも頑張ってください(^^） (2021年3月23日 18時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
のう夢(プロフ) - とても面白かったです！千手柱間様が大大好なので櫻間ちゃんも好きになりました！！ (2021年3月10日 15時) (レス) id: 7906b1c064 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです！！これからも頑張ってください！続きを楽しみにしてます！ (2021年2月18日 0時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
架藍 - 此方もたまにわ、書いて下さい！この小説好きなんで！応援しています(^_^) (2021年2月16日 18時) (レス) id: 7e47203457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mirai | 作成日時：2021年2月7日 0時
