作曲者の仕事って何かわかってる？…媚びうることじゃないのよ？！【うたプリ】

▽…０４　Heroine　side ページ5

*








___翌日___








私たちはST☆RISHのデビューライブに
きていた。


席は早乙女が特別席を用意してくれた。
…さすが社長。








黒「おいA」

貴方「…」








蘭丸が私の名前を呼ぶ。
が、私は反応しない。



なぜなら何を言うかわかっているからだ。



己のプライドを優先するコイツなら
絶対に反対してくると思ったのだ。







黒「おい聞いてんのかA！」

貴方「聞いてるわようるさいわね。
ギャンギャン野良犬みたいに
吠えてんじゃないわよ」

黒「な！の、野良犬？！」







私の言葉にカッとなったのか
席を立ち上がる蘭丸。



正直、私と蘭丸は仲が悪い。

ステージに立ってる蘭丸は男らしくて荒々しくて…
すごくかっこいいと思う。




でも私生活を見てみたらどうだ。
自分のプライドばかりで周りのことは御構いなし

これが大人かね。







藍「Aの言う通りだよ。
それに、席立ってると他の観客にバレるよ」






席を立つ蘭丸に対して冷静に言葉を並べる藍。


藍とはよく気があう。

…まぁ藍のプログラムと私の思考が同じ
ということになるが。







黒「……ちっ」







藍の一言で席に着く蘭丸。

そのやり取りをヒヤヒヤしながら見てるのが嶺二で
呆れ顔をして見ているのがカミュである。








寿「あ！はじまるよっ！☆」








さて…

見せてもらおうか







七海春歌








あなたが思い描くST☆RISHを________

▽…０５　Heroine　side→←▽…０３　Heroine　side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す