キセキの世代？くだらない。【黒子のバスケ】

◇26…Heroinsaid ページ29

*




緑間「これはどういう事なのだよ」





支度をしようと別室に来ると
そこには1枚の紙を持った緑間が居た。





貴方「人の部屋に勝手に入るのは
感心しないな。緑間」

緑間「お前…今までいくつの学校を
回ったというのだ」

貴方「なに？」






私は緑間の持っている紙に気付き
急いで紙を奪った。

その紙は私の履歴が書かれた物だった。

いわゆる、私が今まで回った学校が
全て載っているのだ。







貴方「貴様…」

緑間「お前はこの9年間で…何校もの学校
回って…何をしていたのだ」

貴方「………」







まずい…

今ここで計画にバレたら…






黄瀬「緑間っちー？行くっすよー？」

緑間「あ、あぁ……」






外から聞こえた黄瀬の返事を返す緑間。

緑間は私をじっと見つめた後
私の別室を出ていった。






貴方「…危なかった」






私はバラバラにしてあった資料を
ひとまとめにする。


にしても…
赤司といい緑間といい…

やはりキセキの世代相手に一筋縄では
いかない…か…。


私は支度を済ませ、
桃井にプリントを渡した。





桃井「あの…これは…？」

貴方「選手に配っておいて。
あと10分後に全員外のバスケコートに集合」

桃井「分かりました！」





私はそれだけ桃井に伝えると
ボールを持ってバスケコートに向かった。

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