六、「箱」 ページ10
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夜。
いたどりくんが向かったらしい病院に着いた。
私は先を歩くめぐみんの後ろを歩き、どことなく淀んだ空気に包まれた廊下をキョロキョロ見回してたらめぐみんに「普通に歩け」と言われた。了解ですみん。
すると、廊下の先にいたどりくんが立っていた。夕方の時と違って、元気が無さそうに見える。
「虎杖悠仁だな」
明らかに落ち込んだ様子のいたどりくんに構わずめぐみんは話しかけた。めぐみんのそういうとこすごい。見習おう。
「……A？」
なんとなくめぐみんの後ろに隠れていたがあっさり見つかった。
ひょこっとめぐみんの後ろから顔を出せば、「なんでお前こんなとこにいんの？」と聞かれた。
「そのへんのお話は、こちらのめぐみんから」
「めぐみん？」
「……呪術高専の伏黒だ。悪いがあまり時間がない」
オマエが持ってる呪物をこっちに渡せとめぐみん。最高にクールガイ。ん？ナイスガイ？
いたどりくんは目元が赤くなっていた。泣いてたんだな。「誰やねん喪中やぞ」との呟きに「ごめんねいたどりくん」と謝る。
「いたどりくんが持ってる、とても危険なものが欲しいのです」
渡してください。と頭を下げれば、いたどりくんは頭を掻いて「悪いけどA、これ先輩らが気に入ってんだよ。危険だとか欲しいとか言うならちゃんとした理由説明してほしいんだけど」と言われた。説明とならば仕方ない。
「お願いめぐみん！」
「ちょっとお前は後ろにいろ」
「オウ！」
ぺいっと後ろに下げられた。扱いひどい。
ブー垂れる私をスルーしてていねいに説明し始めためぐみん。ちょっと言い方ひどいとこあるなあなんて考えてぼーっと天井を見る。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2021年1月4日 16時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
ぱんこ(プロフ) - 葵羽〜best friend group〜さん» 葵羽様、コメントありがとうございます！完全に私の趣味ですがお付き合い頂けると幸いです笑 そしてこの作品含め他の作品にもたくさんコメントして頂いて本当にありがとうございます！とても励みになります。これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します！ (2020年10月19日 23時) (レス) id: d2028c3fb2 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽〜best friend group〜(プロフ) - 夢主ちゃんがすごく可愛い…相変わらずぱんこさんの作品、面白すぎます！何度読んでも飽きません！更新頑張ってください！応援しておりますっ！ (2020年10月19日 22時) (レス) id: bccf6ec4c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんこ(プロフ) - みわさん» 完全に自己満な上幼女(？)みたいな夢主ですが、そう言って頂けて嬉しいです。励みになるコメントありがとうございます！これからも頑張ります。 (2020年10月18日 22時) (レス) id: d2028c3fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんこ(プロフ) - 緑緑さん» 完全に私の趣味です(笑)幼女を求めて作ってたら幼女擬きが出来上がってぽかんとしました。これからも頑張ります！ (2020年10月18日 22時) (レス) id: d2028c3fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんこ
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年10月18日 19時
