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安田side
昨日の夜中、ふと目が覚めたら身体が熱かった。
風邪、ひいてもうたんかな……
嫌な予感がしながらも、とにかく寝ないとと思ってそのまま眠ろうと思った。
でも、しばらくしたら咳が出てきて、寝るに寝られなくなってもうた。
結局ほとんど寝られないまま迎えた朝…
「…ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…んんっ…ｺﾞﾎｯ……」
あぁ、あかん。
完全に体調崩してもうたわ……
あまりにしんどくて、熱を測る気にもならへんかった。
仕事も、流石に無理があると思ったからマネージャーにそう連絡した。
そしたら、一緒に仕事やったはずの亮が家まで看病に来てくれた。
その亮と一緒に病院で診てもらったら、なんと肺炎っていう診断が出た。
確かに咳ひどいし、胸も痛いなぁとは思っとったけど、まさか肺炎やったなんて…
予想外のことに対するびっくりと、仕事を休まなあかんショックを抱えて家に戻ってきた。
起きててもしんどいし、それなのに寝られへんからもう嫌や！
そう思っとったら、亮に食べたいものを聞かれた。
当然の如く「イチゴ」って答えたら、
「…やっぱり……笑」
って言われてもうたわ。
でも、さすがは亮やな。
俺の家に来る前に、スーパーで買ってきてくれたんやて。
そのイチゴを食べて、ちゃんと薬も飲んで大人しく横になっとるうちに段々眠くなってきて、亮にお腹をポンポン叩かれるうちに眠りに落ちた。
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作者名：理系女子♪ | 作成日時：2015年6月10日 17時
