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横山side
今日のすばるほんまにおかしいわ。
だって、あのすばるが、あのヒナにあれだけ甘えとるんやで？
明日は雪でも降るんとちゃうか？
なんてふざけたこと言っとる場合とちゃうな。
俺も何かせなあかんとは思うんやけど、
あれ以上あの空間におったら俺の心が持たなくなりそうで咄嗟に逃げてきた。
ただ、正直言うと少し羨ましくもある。
あんなすばるは滅多に見られへんやろうし、
なんでヒナにばっか甘えとんねん！とも思う。
かと言って自分から行くのは恥ずかしいしなぁ…
なんてこと考えながら時間を持て余しとったら、
「ヨコ！！」
ヒナに大声で名前を呼ばれた。
何かあったんか。
慌てて寝室に向かうと、
「…ちょ、これ代わってくれへん？
俺もう腕が限界やわ。」
すばるに抱きつかれたまま困り顔のヒナ。
まあ確かに、いくらすばるが小さくて軽いといえども、そこはやっぱり大人の男性なわけで。
ずっと抱いてるんは無理あるよなー。
「おん、ええで。代わったる。」
…ってちょお待って。
代わってってことは、俺がすばるを？
いやいやいや、考えただけで恥ずかしいわ。
でも………
まあ、ええか。
「………すばる、俺んとこ来いや。」
「…んぅ？わかったぁ………ｷﾞｭｯｯ」
うわｯｯ／／／
やっぱり俺これ無理かも……
でも、すばるの顔見たらめっちゃ安心した顔しとって、すばるがこれでええんなら別にええかって思うことにした。
早く…熱下がるとええな………
.
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作者名：理系女子♪ | 作成日時：2015年6月10日 17時
