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鶴「お？やっと来たか！待ちくたびれたぞ！」
鶴丸の声に反応して加州がそちらを向くと、すずと和泉守、薬研が鍛練場の扉の近くに立っていた。
鶴「いやなに、審神者が連れてきた俺達の知らぬ刀剣男士と加州が、近侍の座を掛けて勝負をすると話したら、皆が興味を持ってな？
せっかくだから見学しようと集まったわけだ」
あぁなるほど、だから皆が集まってるのかと加州は心の中で納得する。
三「すず、やっと来たか。さあ俺の隣へ来い」
いつものほのぼのした感じではなく、やけに嬉しそうな三日月の声はすずを手招きして呼んでいた。
一度、和泉守と薬研を見たすずは、三日月の元へ行く際に、座ってた刀剣男士達の前を通る度すみません、前失礼します、と律儀に挨拶をしていた。
加州がすずの事を真面目だなと思いながら見ていると、大和守と長曽祢の前に立ち寄った。
すずは全く気にせずに挨拶をし、そのまま通り過ぎると大和守達は一瞬で毒気を抜かれた様な顔をして彼女を見送っていた。
そうだよね、主って俺らに対して普通に接してくれるから、殺意とか一気に削がれるんだよねと心の中で言う加州。
すずが三日月の元に辿り着くと、三日月が何かを言いながら、彼女の手を掴み自分の隣に侍らせるかの様に座らせた。
二人の距離が近いなと加州は思いつつも、すずは嫌な顔をせずに、三日月にされるがまま座る。
彼らの会話は聞こえなかったが、二言三言話をしていた。
＿＿なんだろう？会話が気になる＿＿。
そう思い、加州が聞き耳を立てていると。
三「……それにしても、もっと女子らしい物を着て欲しいものだ。それは俺の好みじゃない」
そう言って、ぷくーっとむくれる三日月。それは俺も思っていたよ、内心頷く加州。
さらに二人の会話を聞いていると。
三「＿＿まぁよい。今度、俺が万屋街ですずに似合うものを見繕ってやろう」
＿＿ちょっと待って＿＿。
加州「ちょっと三日月、主との距離が近いよ！俺の主を誘惑しないでよね!!」
とても良い笑顔でさらりと言った三日月に、加州が口出しをする。
しかも言い出したら、加州の口は止まらなかった。
加州「寧ろ、俺が主に似合う可愛い服を一杯選んで、着せたいくらいなんだからね！」
三日月に嫉妬した加州は、俺と主の仲を引き裂かないで！とつい大声で叫んでしまった。
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神ノ木 - 更新待ってます！頑張ってください！ (2018年7月3日 21時) (
レス) id: a21d3a6b09 (このIDを非表示/違反報告)
槝 - 面白い場面で…続きが気になります。 (2018年6月29日 14時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い鯰尾君可愛い国弘可愛い亀ちゃん大好き！！！ - 凄く面白いです！最初から一気に見ちゃいました！清光に薬研に兼さんに三日月が一杯出てきていて私、迚嬉しいです！これからも、更新頑張って下さい！応援しています！では。^ ^！ (2018年5月20日 12時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
埼玉の銀ちゃん(プロフ) - 水面さん» はじめまして、コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて嬉しいです(*^^*)少しずつですが更新頑張っていきます!!応援ありがとうございますm(_ _)m (2018年4月29日 18時) (レス) id: 1f42c16589 (このIDを非表示/違反報告)
水面 - この小説すごい面白いです！更新楽しみにしています♪ (2018年4月29日 18時) (レス) id: c4fe34a3f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：埼玉の銀ちゃん x他2人 | 作成日時：2018年4月28日 16時
