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結構歩いた。

歩いている途中で、こいつから自己紹介があった

__

「…俺の名は風間千景。よく覚えておくのだな」


「……あ、うん?……うん」

__


それ以外、会話はなかったが。


風間には手首を掴まれて、そのまま何処へ連れていかれるかと思ったら


こんな場所あったんだ

僕は目を見開いた


街道に沿って並ぶ店々、
少し離れたところに所々居座る民家
時間流れに沿って暮らす、人々がここからは見えた

とても、のどかな景色だ



僕の横で、しばらく黙っていた風間は不意に口を開いた


「あいつらに恩返しをして、どうするつもりだ」


「…え?」


突然の問いとその内容に驚き、すぐに答えを返せない僕

風間の方に、返答と共に振り向いた僕



そいつは見下すようにして風景を眺めている


「…何故、知っている」


「…3000歳を超え神通力を自在に操れる大神狐…か。実に面白い」


「……なにを言っている?」





「自分で気づかぬか…愚かだな」



風間は僕の方に目線を向け、フッと笑う


「何がおかしい?何が言いたいんだ?」



何でこいつが新選組に僕が恩返しをしている事を知っているんだ?

大神狐…?

何の話だ?





「……まぁいい。…天霧」


「はい。」



天霧、と呼ばれて出て来たのは一人の男だった



天霧は僕を鋭い目で見ると、続いて風間の方を。


僕は何が何なのかよく分からなく、天霧に向かって身構えた


「貴方に危害は加えません。私は風間と行動を共にしている者です。そんな、身構えなくても大丈夫ですよ」


「………で、何だ?何か用があるんでしょ。」


「話が早くて助かります。」



天霧がさらに口を開く。



「貴方について、調べさせていただきました。」

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斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2015年3月16日 8時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» そんな言われると泣いちゃうんですけど…?((今日、更新しようと思っているので、また見てくださいね! (2015年3月16日 7時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あなたのような作品書きたいです。大好きです。感謝です。 (2015年3月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 春彦いいやつですね本当。毎回応援ありがとうございます! (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 夜神さん» そこは、永遠の18歳ということで←ババくせぇ。いつもみていただいてありがとうございます! (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ドラごん | 作成日時:2014年7月20日 15時

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