【薄桜鬼】狐の恩返し＿君に愛を教えたい＿

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「ちょ！だ、だから！おろろ、おろせって！」←

「うるさい。」

「いや、誰のせいだよ！？」



ジタバタと風間の中で暴れる。


うううう手強い。
さすが鬼さん。手強い


こうなったら…





「…術を使う気か？
術とはこんなことに無駄遣いしてもいいものなのか」


クク、と小さく笑う風間





…エスパー…




あぁ恐ろしや恐ろしや



気づかれたとなったら仕方がない。
多分ここで術を使っても避けられるだけだし。

しっかたねぇ。やめとくか(軽い




「もぉおおやーだ。寝る。」





しっかし、人の温もりは心地いいものだよ

暖かくてユラユラしてて


非常に……








懐かしい。









____A


『何さ』


____あったかそうだね。それに気持ち良さそう


『だから何よ』


____ふふっ。なんだかいつもよりAが小さく見えるよ。


『…私は、小さくなんか、ない』


____そうだね。Aは可愛いもんね。


『何言ってんのキモい』


____もー…照れ屋さんなんだから。頬っぺた真っ赤だよ？


『う、るさいな！も、もう寝る！』


____ふふ、ごめんごめん







____おやすみ。A







おやすみ。







_____ヒュン

落ちる感覚。







「……っ！！はっ！！！」

勢いよく目を覚ました。



「はぁ…はぁ…」

ギュッと
布団を握りしめる。




…およ？…布団？

天井に…襖？





ココドコよ

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