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「あれぇ、巫女さんじゃ」
「どうも、こんにちは」
にっこりと挨拶をする
向こうから話しかけられるなんて……
私も慣れたものだな
この調子だと、巫女さん初日から良いスタートをきれたといってもいいだろう
話しかけてきたのはおじいさん。
優しそうな。
「何処の巫女さん何じゃ？」
「ええと、小さな神社のものです。この道をずーーーっと行くと…あ、えっと…確か村を2個越えた気がします…」
背伸びをして、ずっと向こうを指差した
「へぇ、遠くからきたのぉ」
「まだまだですよ」
苦笑いを相手に向ける
こんなもの、私にかかればなんてことない！
歩くのは得意なんだ！
心の中でガッツポーズをする
「頑張るんじゃぞ！体には気をつけてな
お前さんの神社にも、一回行ってみるよ。この歳になるとやる事もないんでね」
「そうなんですか、
はい、ありがとうございます」
おじいさんにお辞儀をすると、彼は手を振りながら帰って行く
さっき、おじいさんに言った通り神社から村を2つ越えた。
やっぱり、都に近づくに連れ人口密度が増えていく。
そしてこの旅の最終目標は京都に行くこと。
…京都か
神社のすぐ近くから、街道が伸びている。
これを歩いて行けば自然に京都につくはずだ
旅をするため、雪ちゃんと親しまれたお店も辞めてきた
何と言っても、この仕事は巫女さん。なので私にはとても惹きつけられるものがあった。
「雪ちゃん、辞めちまうのかい？」
「えぇ、元々長くはいる予定ではなかったので」
「そうかい…寂しくなるね」
最後の日、皆が会いにきてくれた
最後の日、皆が私に優しい言葉をかけてくれた
「まぁ雪はべっぴんさんだからよ！狙われる事がありゃ俺を呼ぶんだな」
いつも威勢のいいおじさん。
「雪ちゃん、気をつけてね」
いつも微笑んでくれるおばあちゃん。
人の暖かさを避けてきたはずだったのに、
いつの間にかそんな事はなくなっていた
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2015年3月16日 8時) (携帯から) (
レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» そんな言われると泣いちゃうんですけど…？((今日、更新しようと思っているので、また見てくださいね！ (2015年3月16日 7時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あなたのような作品書きたいです。大好きです。感謝です。 (2015年3月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 春彦いいやつですね本当。毎回応援ありがとうございます！ (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 夜神さん» そこは、永遠の18歳ということで←ババくせぇ。いつもみていただいてありがとうございます！ (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドラごん | 作成日時：2014年7月20日 15時
