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藤堂「と、とにかくっ!
強引だったけどさ、その、戻ってきてくれるってことで良いんだよ、な?」
藤堂の焦ったような、少し怖がっているような声色で、
その場が一気にシンとなった
A「皆がいいなら、戻りたい。
ここにいたい。またみんなと一緒に楽しく過ごしたい
でも、迷惑かけてしまうから…私が出ていった理由もそれなんだ、けど。」
そう。そこが問題
以前の私も『このこと』で頭を抱え、最終的にここを出る決断をした。
A「私のコト、話してもいい?」
こいつらになら、話せる。
私に心の底からの優しさを思い出させてくれたこいつらなら。
人との絆というものを、信じてみたいと思う
土方「もちろんだ。
だが、無理はしなくていい。お前のペースで話せ。
俺たちはいくらでも聞いてやる」
A「ありがとう」
風間、隣。と言って風間の隣にちょこんと座った
もう、目に涙も溜まってないし大丈夫だ
きっと話せる
_____
土方side
「私、人間じゃないんだ」
どんな話でも受け止めようという覚悟はとうの昔にできていた
こいつが出ていった時、俺たちじゃあ支えきれなかったのかと、自分自身を攻め立てた
だからこそ、受け止めてやりたかった
自分のためにも、あいつのためにも
人間じゃない、その事は気づいていた。
俺だけではなく、こいつらも薄々気づいていたんだと思う
俺は、ガキの時に不思議な力を使っている姉さんを見た事もあるし、それを薄っすらではあるが覚えている。
『人間ではない』その詳細は、知る機会も今までなかったので、俺たちの中では暗黙の了解と言うことで、口に出したりはしなかった
「私の名前は、
花京院(カキョウイン) A。
名前がないことにして、今まで黙ってた。すまん」
A…。
初めて聞いたこいつの名前
皆それぞれ、思うことは違うと思う
「…私、狐と、いろんな妖怪の血が混ざってる。
人でもないし、気高い狐でもない。妖怪ってわけでもなくて、コイツ(風間)みたいに鬼ってわけでもなく、
昔から、自分は何なのかって考えてた」
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2015年3月16日 8時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» そんな言われると泣いちゃうんですけど…?((今日、更新しようと思っているので、また見てくださいね! (2015年3月16日 7時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あなたのような作品書きたいです。大好きです。感謝です。 (2015年3月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 春彦いいやつですね本当。毎回応援ありがとうございます! (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 夜神さん» そこは、永遠の18歳ということで←ババくせぇ。いつもみていただいてありがとうございます! (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラごん | 作成日時:2014年7月20日 15時