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「……お前…本当に見たのか」




「…あは、はは」





「…………チッ」





「……」







俺たちはというと、今屯所に向かって歩いているところである




それにしても威圧感が素晴らしい
少しでも気を抜きているとひるんでしまいそうだ
そんなことを考え、感じながらあいつの後ろを歩く




「……」




「………子供が…」




「……え?」





「……子供が好きなだけだ」



不意にあいつが口を開いた
少しばかり驚きながらも返事をする


「……えあ。うん」



ゲフン、間抜けな声が出てしまった




子供が好きなのか
だろうな。あんな可愛らしい笑顔を見せるんだ。…子供には
よっぽど好きなんだろう




新しい発見をしたワクワク感
その反面、少し寂しい気持ちにも襲われた
子供には見せるんだ。子供“には”
俺たちには見せてくれないのか



…ってなに考えてんだよ俺


意味わかんねーし






「…別に…誘拐とかそんなものは……」




「いやいやいやいや、そんなこと考えてねーよ」



誘拐ってw
飴玉で誘拐される子供も子供だ。
そんな飴玉くらいでホイホイとついて行く方が不自然だ!




もし、
俺が子供だったら、飴玉くらいでついて行くわけ…


……誘拐されるわ。はは
忘れてた。俺バカなんだった





「……そう?」




「あぁ」



ほんと抜けてるなコイツ
左之さんが言ってた事、前まではそうだとは思わなかったけど少しは理解できた気がする





___________






「あれっ平助?」




「あ、総司」




ドタバタと足音が聞こえる
その音は俺の前で止まり俺の名前を呼んだ



総司はとても急いでいるような焦っているような感じだ
いつもは気楽なのに。変なの





「ねぇ、あの子が消えたって知って………あ…見つかったの?」




俺の後ろ。あいつの存在に気付くと、驚いたように目を丸くさせる総司。





「良かったーもう心配したよ」


「お、おう」




心配した?総司が?
心配?良かった、心配した?
は?心配?した?
心配しt(





「皆顔色変えて探してるんだよ?
ほら、皆に言いに行こう」





「……うん」






俺が総司の違和感に浸っているうちに、総司はあいつに声をかけ連れて行ってしまった









あ、俺一人だ

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ドラごん(プロフ) - 黒月桜さん» あ、第二章続きますよ^_^ (2014年7月23日 22時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
黒月桜(プロフ) - か....完結!? (2014年7月23日 20時) (レス) id: 18c213da58 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい凄く楽しみです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 今頑張って書いていますので少々お待ちを!Σd(゚∀゚。) (2014年7月19日 15時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい。第二章読みたいです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ドラごん | 作成日時:2013年8月21日 1時

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