【黒子のバスケ】(ヤンデレ)狂おしいほど愛してる。2

洛山メンバー リクエスト ページ11

モブ 視点


俺の通う洛山高校はバスケ部が強いことで有名だ。


昨年は、無冠の五将？とか言われている奴が三人も入って来た。


しかも、今年は中学バスケ部強豪校である帝光中学校バスケ部主将が来てより我が校のバスケ部は強くなったらしい。


おまけにみんな顔が良いときた。


ミーハーな女子生徒は毎日毎日バスケ部の練習を覗いている。


羨ましい…


しかし、バスケ部の奴らはそんな女子生徒に全く興味を示さない。


なんでって？そりゃあ…………


［洛山の姫］がいるからだろう。


彼女は、洛山のバスケ部の奴ら(一部)から愛されていて、まるで姫の様。


って言う話があるが、彼女は謎に包まれている。


彼女の顔どころか名前もバスケ部の奴ら以外知らないのだ。


分かっているのは洛山の生徒ということだけ。


もしかしたら、俺と同じクラスだったり…


気になり、周りを見る。


しかし、それっぽい奴は居なかった。


まあ、そうだよな。


さて、そろそろ帰るか…


ドンッ


『あっ、すみません。』


なんだ、今のは。


なんかこう、もうちょっとぶつかって申し訳ないですみたいな感じ出したって良くない。


それにしても、地味な奴だったな。


なんか、パッとしなくて暗いし。髪垂れてたし。顔見えなかったし。


あーあ、どうせなら［洛山の姫］とぶつかりたかったな。

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