予知夢 ページ28
A side
目の前の扉を7つの光と共に開けた
そこには草原が広がってて、暖かな空気、心地よい風が私達を取り囲んだ
今までの夢では考えられなかった風景
花も咲いていて、動物もいる
まるで、おとぎ話の世界に足を踏み入れたかのような
こんな世界にみんなといたら、悲しいことなんて起こらないんだろうな…
あ…また扉の前…
開けなきゃいけないんだよね…
7つの光も動物も心配そうにこっちを見てる
ただ、私の脳が体が開けなさいと叫んでる
その証拠に、私の持っている光が前に進もうとドアノブの周りをクルクルと浮遊している
…行くしかない…
気合を入れるため顔を1回パチンと叩いてドアノブをしっかりと握りしめ、思いっきり開けた
そこは、灰色の世界。台風並の雨や風が吹いている。
1つの扉を開けただけなのに、すぐ向こうの扉もその先の扉も一気に開いた。
1番輝いていた光が、先に進んでいった。
後を追うように続いて行ったが、光が風で流される。
あ!危ない!
飛んでいきそうだった光を集めて、私の腕で抱きかかえるようにして守った。
私が何があっても守るから。
A「!!…はぁ…夢か…」
これは…予知夢?…
…困難な道が待ち受けてるってことか…
狙いは私?…いや、Fischer's?…
どっちにしろ正面切って動いてたら何も分からなさそうだな…
仕方ない、裏で動くか…またやるとは思わなかったけど…
これは、シルクやみんなにバレたくない。どうにかして1人の空間を作らなきゃ。
…シルクの家を出るのが早いな…でも、どこに行く?前の家には戻れないし…変に言ったら疑われるし…うーん…
シルク「おい!おい、A!」
A「わっ!?ビックリした…」
シルク「ビックリしたじゃねーわ。どんだけ呼んだと思ってんだよw」
A「ごめん、何?」
シルク「いや、そろそろ俺の家の中も撮影道具の物置化としてきたから横の部屋に移そうかと思ってw 手伝ってくれねーかなー?とw」
A「ん?横の部屋?」
シルク「そう、横の部屋。防音対策として横の部屋も借りてんの。上の階はマサイだし。」
きた…これだ…
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canty(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます。私も裏切られたことがあって、フィッシャーズに救われたんです。悩んでる人や助けを求めてる人を1人でも救いたいと思って、この小説を作りました。私の作品で咲さんの過ごす一日が前の日よりも少しでも良い一日になればいいと願ってます。 (2020年5月25日 20時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
咲 - この小説を読んで感動しました。 自分も何度も死のうと思っていました だけどフィッシャーズの動画に救われました。この小説を読んでホントに仲間と信頼は大切だと気づかされました この小説を作ってくれてホントにありがとうございます (2020年5月24日 6時) (レス) id: 5a5b89dcf1 (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ベリーさん» リクエストありがとうございます!ご希望に添えているか分かりませんが、早速書かせていただきました!これからもリクエストお待ちしております。今後ともよろしくお願いします! (2018年8月17日 23時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ベリー(プロフ) - 嬉しいです!ありがとうございます!じゃあさっそくリクエストなんですけど、シルクと喧嘩して、仲直りで終わるというようなお話見たいです!わかりにくくてすみません! (2018年8月17日 14時) (レス) id: 245b615a67 (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ベリーさん» ありがとうございます!Part4の後に短編集を作っています。そこでシルクの内容も書いていきますね!リクエストなどありましたらコメントなどお待ちしてますね! (2018年8月17日 7時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:canty | 作成日時:2018年7月1日 1時