嘘告から始まった恋でした。【青】

本物の恋19 ページ20

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ピピピピピピ




部屋中に響き渡るアラームの音




最近では毎日この音を聞く度に




あぁ今日も目覚めてしまった。と思い、布団から出れずにいた




でも、今日は違う




『あ…朝だ…！』




とっても気持ちが軽い




むしろ朝が来ることが嬉しくて仕方ない




それに今日は飛び起きるように布団を飛び出した




こんな朝久しぶりだな〜




いつも通り朝ごはんを食べて




いつも通り準備をして




いつも通り彼を待つ




でも、今日はいつもと違うところが1つある




それは




今日の私が待っているのは




さとにぃじゃなくて




ころんだ。




『…ふふふっ笑』




彼のことを考えるだけで思わず笑みが溢れる




さとにぃの時はいくら待っても来てくれないと涙を流してばかりで笑みが溢れたことなんてなかったけど




ころんは待っていたらいつか来てくれる




それだけで嬉しかった




こんなに幸せな気持ちになれるのは




全部全部




こ｢おはよう！A！｣




『おはよう！ころん！』




貴方(ころん)のおかげ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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